漫画ギーク記

漫画を中心にしたおすすめの面白い本について書いています

2016-03-05から1日間の記事一覧

朝井リョウと古市憲寿が就活を語る。『「就活」という窓から見えるもの』【本感想】

代表作に「桐島、部活やめるってよ」「何者」がある朝井リョウと「絶望の国の幸福な若者たち」の古市憲寿が二人で「就活」を語った対談本である。kindle版で108円とかなりお手頃。若手の社会学者と小説家が考えた現代の就活について語られている。

日本の若者の七割は自分が幸せだと感じている。『絶望の国の幸福な若者たち』【本感想】

格差社会・財政赤字・少子高齢化の加速...、年金は貰えるかわからないし、子供を産んでも保育園に入れない。今の「若者」は「不幸」である...はずなのだが、内閣府の調査によると、実は二十代の若者の70.5%が現在の生活に「満足」をしているらしい。

私たちはここにいるよ...いつかきっと出会えるから...『ほしのこえ』【一巻完結】【漫画感想】

「秒速5センチメートル」で有名な映画監督の新海誠監督の作品である「ほしのこえ」をコミカライズしたのが本作である。中学校の同級生でクラスメートのノボルとミカコであったが、あるときからミカコが特殊な任務を得て、地球から宇宙へと飛び立ってしまう。…

バスローブにワイングラスで100km歩く!ゆとり世代を舐めるな!!『時をかけるゆとり』【本感想】

「桐島、部活やめるってよ」で小説すばる新人賞を受賞しデビュー、「何者」で直木賞を受賞した朝井リョウさん。戦後最年少の23歳7ヶ月での直木賞の受賞となり、世間で話題になった。そんな朝井リョウさんの早稲田大学での大学生活を面白おかしく書いた短編エ…