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漫画ギーク記

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最強棋士、羽生善治が人工知能を語る『羽生善治×川上量生「羽生さんはコンピュータに勝てますか?」完全版』【本感想】

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 将棋棋士として数多くのタイトルを持つ羽生善治さんと、「ニコニコ動画」を運営する株式会社ドワンゴ代表取締役会長の川上量生さんによる対談内容がまとめられた対談本である。

57ページと短めの本で電子書籍としてのみの出版となっている。

 

「羽生さんはコンピュータに勝てますか?」のここが面白い

羽生 グーグルがYouTubeにアップロードされている大量の猫の画像を、三億枚ほどコンピュータに見せ続けたところ、猫だと認識できるようになった例を聞いたことがあります。

 

川上  2012年に発表された実験結果ですね。まさに、ディープ・ラーニングの実例です。グーグルの実験では、画像に「これが猫です」というラベルを付けたわけでもないし、それどころか「猫を認識しろ」という指示を与えたわけでもない。にもかかわらず、コンピュータがディープ・ラーニングの手法で、一週間、猫の画像を分類しつづけたところついには「猫」とはなにかを、コンピュータ自体がわかるようになったわけです。

(出典:『羽生善治×川上量生「羽生さんはコンピュータに勝てますか?」完全版』)

  主に「人工知能」「コンピュータ将棋」人間対コンピュータの棋戦である「電王戦」「将棋の未来」について二人が語り合っている。

 羽生さんと言えば、将棋のプロ棋士で、趣味のチェスも強いと良くも悪くも「将棋の専門家」とのイメージだった。この本を読み終えてイメージがくつがえった。僕と同じイメージを持った人は、羽生さんの「人工知能」に対する知識の深さに驚くことになることに間違いない。

 

川上 将棋の世界で「人間 vs. コンピュータ」という戦いの歴史を終結させるのは、やはり羽生さんの負けた姿ですよ(笑)。それが一つの歴史的な回答になりますね。

(出典:『羽生善治×川上量生「羽生さんはコンピュータに勝てますか?」完全版』)

「羽生善治 vs. コンピュータ」はいつか実現するのだろうか?

きっとニコニコ動画で放映されるだろう。勝っても負けても日本中に衝撃が走るに違いない。そのときまたこの本を読み直したいなと思う。

 

コンピューター囲碁に関しての百田尚樹と川上量生の対談本の記事はこちら

 

 

dokusyo geek ki