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娘と父とその家族によるドタバタ系日常コミック『響子と父さん』【一巻完結】【漫画感想】

 

 『それでも町は廻っている』『外天楼』『ネムルバカ』などの作品で知られる石黒正数による一巻完結の作品がこの『響子と父さん』である。「響子」と「父さん」は親子であり、二人とその家族を中心としたドタバタ系日常コミックとなっている。

 「それでも町は廻っている」などの作品のように何気ない日常を描いているように見えて、全員のキャラが立っていて愉快で笑える作品になっている。

 

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(出典:『響子と父さん』)

 

響子と父さんと岩崎家の人々

 響子たち「岩崎家」は4人家族である。父さん、母さん、姉・響子、妹・春香がいる。響子は漫画家で春香はバンドマンだが家出中。そんな4人を中心とした物語である。

 

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(出典:『響子と父さん』)

 

 父さんがかなりの天然気味で電気屋さんでトラブルを起こしてみたり、警察に連行されてみたりとしてしまう。それを娘がカバーしてといった感じの流れになっている。

 

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(出典:『響子と父さん』)

 

 ちなみに家出中の妹・春香は一巻完結漫画の『ネムルバカ』にも出てきている。時系列的には『響子と父さん』は『ネムルバカ』の後に位置する。読んでなくても全く問題ないが石黒正数ファンへの嬉しいファンサービスとなっている。

 

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(出典:『ネムルバカ』)

 

ゆるめの日常系コメディー漫画

 『響子と父さん』にはそこまで大きな事件が起きない。基本的にゆるめの日常系コメディ作品になっている。最初は「菜箸のありがたみ」なんて雑談から始まる(笑)。ほのぼのとした雰囲気の作品だ。

 『それでも町は廻っている』『ネムルバカ』と共通した雰囲気の作品となっている。

 

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(出典:『響子と父さん』)

 

まとめ

 というわけで『響子と父さん』を紹介した。ちょっと天然な父さんとその家族たちのほのぼの 日常系漫画で笑いたい気分の人にはおすすめの作品である。

 

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(出典:『響子と父さん』) 

 

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