「うしおととら」や「からくりサーカス」が代表作としてあげられる藤田和日郎が描いた二巻完結のダークファンタジーがこの『黒博物館 ゴースト アンド レディ』である。
ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に展示された“かち合い弾”と呼ばれる謎の銃弾。
ある日、それを見せてほしいという老人が訪れた。
すると黒衣の学芸員はこの”かち合い弾”の秘密を知ることになる。
超有名な「お嬢様」”ナイチンゲール”と「もうひとり」が歴史的大事件の裏で繰り広げた、不思議な冒険と戦いを。
都市伝説を元にしたゴシックアクションコミック。
(出典:『黒博物館 ゴースト アンド レディ』)
『黒博物館 ゴースト アンド レディ』の見どころ
ロンドン警視庁にある秘密の博物館「黒博物館(ブラック・ミュージアム)」
物語は、ロンドン警視庁(スコットランド・ヤード)にある秘密の博物館である「黒博物館(ブラック・ミュージアム)」から始まる。
ここには、今まで捜査された犯罪の全ての証拠品が展示される。
(出典:『黒博物館 ゴースト アンド レディ』)
ここにある”灰色の服の男のかち合い弾”。
弾丸と弾丸がぶつかったもので幽霊が劇場の座席に遺していったと言い伝えられる。
(出典:『黒博物館 ゴースト アンド レディ』)
この”かち合い弾”が何故生まれたのかの過去を追って物語は進んで行く。
(出典:『黒博物館 ゴースト アンド レディ』)
”フロレンス・ナイチンゲール”
話の中心には”ナイチンゲール”が位置する。
悪霊に苦しんでいたナイチンゲールは劇場に住む幽霊”灰色の服の男” の噂を聞き、彼と出会いに訪れる。
これが二人の数奇な運命の始まりだった。
”ナイチンゲール”の伝記を二人を中心に追って物語は進んで行く。
(出典:『黒博物館 ゴースト アンド レディ』)
”幽霊”たちの戦い
『黒博物館 ゴースト アンド レディ』には人に取り付く生き霊など様々な幽霊が現れる。
幽霊たちはナイチンゲールの人生を妨害しようとあわゆる手段を取ってくる。
これにナイチンゲールと灰色の服の男が立ち向かっていく。
壮絶なアクションシーンもこの作品の魅力の一つである。
(出典:『黒博物館 ゴースト アンド レディ』)
最後に
というわけで、ゴシックアクションコミックの『黒博物館 ゴースト アンド レディ』を紹介した。
ナイチンゲールの伝記、かち合い弾の秘密を追って物語が進んで行く。
藤田和日郎作品が好きな人やアクション作品スカッとしたい気分の人にはオススメできる漫画である。
(出典:『黒博物館 ゴースト アンド レディ』)
関連記事
5巻以内に完結するおすすめ漫画に関する記事はこちら
「藤田和日郎」のオススメ漫画に関する記事はこちら
おすすめ「ダークファンタジー漫画」に関する記事はこちら