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漫画ギーク記

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科学vs宗教の壮大な戦い。秘密結社・イルミナティの暗躍『天使と悪魔』【小説感想】

小説 小説-ミステリー・サスペンス

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ハーバード大学の図像学者ラングドンはスイスの科学研究所長から電話を受け、ある紋章についての説明を求められる。

それは16世紀に創設された科学者たちの秘密結社“イルミナティ”の伝説の紋章だった。

紋章はある男の死体の胸に焼き印として押されていたのだという。

殺された男は、最近極秘のうちに反物質の大量生成に成功した科学者だった。

反物質はすでに殺人者に盗まれ、密かにヴァチカンに持ち込まれていた。

ヴァチカン・CERN(セルン)を舞台に宗教と科学が合わさった壮大なミステリー作。

『ダ・ヴィンチ・コード』と同作者による実写映画化もされた傑作。

 

「天使と悪魔」の見どころ

秘密結社”イルミナティ”

太古から科学と宗教は対立を続けていた。

「地動説」など科学的な真実を明らかにしたがために教会に処刑されてきた科学者は数多く存在する。

宗教は常に科学を迫害し続けていた。

しかし十六世紀に、ローマのとある団体が教会に対して反旗をひるがえす。

そこには、物理学者・数学者・天文学者などの科学者が所属していた。

それが秘密結社”イルミナティ”である。

”イルミナティ”はあのガリレオ・ガリレイが創設した組織だと言われる。

彼らは科学的な真実を啓蒙するために立ち上がったが、教会に敵とみなされ徐々に衰退し滅びたと言われている。

しかし、そのイルミナティの紋章が世界最大の科学研究機関である欧州原子核研究機関(CERN)で見つかった科学者の死体の胸に突如現れた。

”イルミナティ”は滅びていなかったのか。

かつての恨みを晴らし教会の権威を失墜されようと秘密結社・”イルミナティ”が暗躍する。

 

反物質

殺された科学者は原子力を専門とし反物質を開発するセルンの科学者だった。

反物質は人類にとって最強のエネルギー源となると言われる物質である。

そのエネルギー効率は凄まじく公害も放射線も生み出さず、ほんの微量でニューヨーク市全体にまる一日ぶんの動力を供給できる。

まさに夢の物質だが、反物質は非常に不安定であるとの弱点がある。

ひとたび、空気などの別の物質と接触すると反応を始める。

反物質1グラムだけで広島に落とされた核弾頭と同じだけの威力の爆弾となってしまう。

悪用されると極めて危険な物質なの。

殺された科学者はこの反物質を開発してしまったが故に狙われることになる。

そして、その反物質は”イルミナティ”によって盗まれヴァチカンに持ち込まれた。

ヴァチカン・教会は未曾有の危機を迎えることになる。

 

ロバート・ラングドン教授の推理

ヴァチカン・教会の危機を救うべくハーバード大学のラングドン教授はヴァチカン中を走り回ることになる。

反物質はヴァチカンのどこかに隠された。

タイムリミットまでに見つけることができなければヴァチカンは炎に包まれ、その長きにわたる歴史に幕を閉じることになる。

教会・石像など過去の”イルミナティ”が残した謎を解きながら、知力と体力を尽くして現在の”イルミナティ”の陰謀を阻止しようとする。

ラングドン教授の暗号解読への挑戦が凄まじく面白い。

ヴァチカンに隠された秘密とラングドン教授の名推理は必見である。

 

最後に

というわけで、『天使と悪魔』を紹介した。

科学と宗教の壮大な戦いを描いた小説。

実写映画化もされた傑作である。

秘密結社・イルミナティのまさかの正体とその目的がわかったときの衝撃に唖然としてしまうだろう。

この凄まじさは『ダ・ヴィンチ・コード』と共通している。

科学と宗教の対立を描いたスケールの大きいミステリー小説を読みたい人にはオススメの作品である。 

 

 

dokusyo geek ki