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月で発見された5万年前の屍体。彼は何者か『星を継ぐもの』【小説感想】

小説 小説-SF

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月面で、真紅の宇宙服を着込んだ死体が発見された。

すぐさま地球の研究室で綿密な調査が行なわれた結果、驚くべき事実が明らかになる。

死体はどの月面基地の所属でもなく、世界のいかなる人間でもない。

ほとんど現代人と同じ生物であるにもかかわらず、5万年以上も前に死んでいたのだ。

この”人物”は果たして何者なのか?

謎は謎を呼び、一つの疑問が解決すると、何倍もの疑問が生まれてくる。

「宇宙」「地球」の謎、「人類」「生命」の誕生を追ったSF小説の傑作。

一人の屍体から、壮大なドラマが生まれる。

 

「星を継ぐもの」の見どころ

月で発見された”一人”の屍体

月で”月面調査隊”が発見した一人の屍体。

この屍体を鑑定した結果、現代人とほとんど変わらない体をしているにもかかわらず5万年以上前に死んでいたことが発覚した。

5万年前に人間が月に到達できるような技術を持っていたはずがない。

しかし、循環器系、呼吸器系、神経系、内分泌系、リンパ系、消化系、その他考えられる限りの組織・構造をいくら科学的に調べてもその人物は”人間である”との鑑定結果が出てしまう。

彼は果たして何者なのか?

人間か?

どのように月に到達したんだろうか?

謎が謎を次々と呼ぶ。

『星を継ぐもの』では現代の人類がこの”一人の屍体”の謎に挑んでいく。

 

謎に挑む科学者たち

屍体の謎に挑むのは地球の科学者たちだ。

この屍体の情報、所持品などから地球の英知を結集し彼の正体を探っていく。

挑戦するのは、原子物理学者、言語学者、数学者、生物学者など。

あらゆる分野の科学者が彼らなりのアプローチで謎を解決していく。

しかし、それぞれの分野が解明した”真実”通しの辻褄はなかなか合わない。

全ての答えが出揃ったとき、彼の正体が明かされる。

 

”チャーリー”は人間か?宇宙人か?

この屍体を科学者は暫定的に”チャーリー”と名付けた。

”チャーリー”に対する仮説は多くたてられるがその中で最後まで対立を続けるのが、彼が”人間”か”宇宙人”かちいうもの。

一つの仮説では”チャーリー”は人間で、過去に地球で高度な文明が発達していたというもの。

しかし、その「高度な文明」の跡が地球上のどこを探しても見つからない。

別の仮説では”チャーリー”は”宇宙人”で、別の星に高度な文明を有するものたちがいて、過去に地球の月に到達していたというもの。

しかし、それなら何故”チャーリー”の姿形、内面をいくら生物学的に調べても「人間そっくり」なのか疑問が残る。

”チャーリー”は人間か宇宙人か?

これが『星を継ぐもの』の最初からでてきて最後まで残る一番の謎である。

 

終わりに

というわけで『星を継ぐもの』を紹介した。

月面で発見された一人の屍体から物語は始まる。

地球上の科学者たちが英知を結集して、この屍体の謎に挑んでいく。

ページをめくるたびに解明されていく「謎」に引き込まれてしまうことは間違いない。

そして、全ての「謎」がわかった後の読後感が凄まじい。

長く読み継がれている海外SFの傑作。

宇宙や地球・人類の進化を題材とした”すごい”小説を読みたい人にはおすすめの小説である。

 

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