家族を失い失意のドン底にいた女子高生の千穂。
自ら命を絶とうとしたまさにその瞬間、殺人鬼の少年・マコトが人を殺してる現場に立ち会ってしまった。
千穂は自分の命と引き換えで、家族を不幸に陥れた加害者全員の「殺人」をマコトに依頼した。
こうして、女子高生と殺人鬼が手を組んだ復讐劇が始まった。
前代未聞も凶悪な殺人鬼が人を次々に殺害していくサスペンス漫画。
殺人鬼同士の殺し合いなども描かれている。
(出典:『神様、キサマを殺したい。』)
「神様、キサマを殺したい。」のここが面白い
女子高生・千穂
千穂は少し前までは普通の女子高生だった悲劇のヒロイン。
優しくて親切だった父親が、だまされてお金を奪われ横領犯に仕立て上げられた結果、
母親を殺して首吊り自殺。
唯一の肉親となった妹と頑張って生きていこうとしてが、その妹も乱暴された挙句に、事故に見せかけられて殺されてしまった。
人生に絶望して廃墟と化したビルから飛び降りようとしたそのときに、マコトが人を殺している現場を見てしまう。
このことがきっかけで、彼女の人生を狂わせた人間たちへの復讐が始まった。
(出典:『神様、キサマを殺したい。』)
殺人鬼の少年・マコト
マコトは今までに何十人もの人間を手にかけている少し狂った殺人鬼。
だが、今まで殺害した人間を下水に流して巧みに隠していたため、その犯行は発覚していない。
千穂が自殺をしようとした場所はマコトの「養殖場」だった。
マコトはここにターゲットをおびき寄せて、殺害し、死体を隠す。
二人が出会ったこの場所は、二人の復讐劇での数々のドラマを生んでいく。
(出典:『神様、キサマを殺したい。』)
復讐のターゲット
実は千穂の父親は、巨大な黒幕の手によって追い詰められていた。
千穂たちの復讐のターゲットの弁護士、裁判官、ヤクザに国会議員と強い権力を持った者たちだった。
彼らもただでは、やられずに二人の追い詰めていくことになる。
たった二人の共犯者が、巨悪と戦っていくことになる。
(出典:『神様、キサマを殺したい。』)
終わりに
というわけで、『神様、キサマを殺したい。』を紹介した。
悲劇のヒロインと殺人鬼が出会ってしまったことから始まる復讐劇。
現代社会を舞台とした暗殺に格闘等、なんでもありのサスペンス漫画。グロテスクな描写は多め。
ハラハラとするサスペンス漫画を読みたい人にはおすすめの作品となっている。
(出典:『神様、キサマを殺したい。』)
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