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”本音”が言えない少年少女のうちに秘めた叫び『心が叫びたがってるんだ。』【漫画感想】

 

誰にも打ち明けることができない「本音」を、

彼らは”殻”に閉じ込めます。

でも、本当は......

ーー素直な気持ちを、叫びたいんだ...

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(出典:『心が叫びたがってるんだ。』)

 

言葉を出せない・成瀬順。本音を言わない・坂上拓実。

優等生チアリーダー・仁藤菜月。野球部エース・田崎大樹。

バラバラな4人の心には、 誰にも言えない本当の気持ちがあった。

ただのクラスメイトだった彼らは、担任の先生の使命で地域交流会の実行委員としてミュージカルをすることになった。

アニメ映画のコミカライズ作品。それぞれの過去や想いが絡まり合う青春物語。

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(出典:『心が叫びたがってるんだ。』)

 

「心が叫びたがってるんだ。」のここが面白い

言葉をしゃべれない少女・成瀬順

成瀬順は、過去に自分のおしゃべりが原因で両親が離婚したことがトラウマとなりきちんとしゃべれなくなってしまった少女。

不思議な「玉子」に言葉を奪われ、しゃべろうとするとお腹が痛くなってきてしまう。

しゃべれないため、人間関係も上手くいかずに高校生となってしまった。

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(出典:『心が叫びたがってるんだ。』)

 

過去に付き合っていた二人

坂上拓実と仁藤菜月は過去に付き合っていた。

親しい友達以外には秘密の関係だったが、一緒に帰っていたのを見られたことをきっかけとして、クラスメイトに関係がばれてしまった。

このことで、からかわれ始めてしまう。

そして、クラスメイトへと菜月の発した一言をきっかけとして、決定的に距離が離れてしまった。

それ以来、二人が会話をすることがなくなり、何年か経って今に至る。

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(出典:『心が叫びたがってるんだ。』)

 

地域ふれあい交流会実行委員

この三人に加えて、肘を汚してしまった野球部のエース・田崎大樹の四人は高校生となって同じクラスに配属された。

そして、担任の先生の独断で、このメンバーが「地域ふれあい交流会実行委員」に指名されて、だしものをすることになる。

だしものとして選んだのはミュージカル。しかも、しゃべれない成瀬順が主役だった。

この実行委員会としての仕事をする中で、四人の心に秘めた本当の思いが爆発していく。 

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(出典:『心が叫びたがってるんだ。』)

 

終わりに

というわけで、『心が叫びたがってるんだ。』を紹介した。

本音を閉じ込めた四人が、しゃべれない少女を主役としたミュージカルを行い、その中でそれぞれの本当の気持ちを”叫んでいく”青春群像劇。

四人の人間関係の中で揺れ動き、変化していく気持ちに心が揺さぶられる漫画となっている。

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(出典:『心が叫びたがってるんだ。』) 

 

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