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難攻不落の関所をめぐる戦い『狼の口 ヴォルフスムント』【漫画感想】

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14世紀初頭、アルプス地方。

イタリアへと通じるザンクト=ゴットハルト峠には、非情な番人が守る関所があった。

難攻不落をもって知られるその場所を、人々はこう呼んだ。

ヴォルフスムント、“狼の口”と。

圧倒的な作画によって再現される中世人の生活様式や、鎧甲冑、鎖帷子、武器、兵器の数々。

そして、圧政者に立ち向かう市井の人々の身を賭したドラマがダイナミックに描き上げられている。

全8巻で完結済み。

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(出典:『狼の口 ヴォルフスムント』)

 

「狼の口 ヴォルフスムント」のここが面白い

関所・”狼の口”

中世後期のアクプス地方で、山脈を越えてドイツとイタリアを最短距離でむすぶ、南北交通の大動脈とも言うべきザンクト=ゴットハルトという峠があった。

峠は、開拓以来アルプスに住んでいる人々に支配されていた。

しかし、そこへオーストリア公ハプスブル家が軍隊を率いて占拠してしまう。

権益を奪い、抵抗するものには圧政で臨む。

地元民が自由に通行できたのは、過去のものとなってしまった。

そして、この峠にある唯一の通り道が”狼の口”と呼ばれる関所である。

関税の徴収と反乱分子の取り締まりを目的として作られた関所。

この”狼の口”を巡り、圧政をするものたちと、地元の人々の間での戦いが始まった。

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(出典:『狼の口 ヴォルフスムント』)

 

狼の口の番人・ヴォルフラム

この”狼の口”を守る番人がヴォルフラムである。

”狼の口”を許可を得ずに突破することに成功した者は、過去に一人もいない。

難攻不落の関所として恐れられている。

これはヴォルフラムの密行者を見抜く能力の高さがゆえのものだった。

一見、優男に見えるヴォルフラムだが、”狼の口”を許可なく通行しようとする者には、容赦無く刑を執行する。

”狼の口”に居座る「悪の象徴」として、ヴォルフラムは地元民たちに憎まれていた。

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(出典:『狼の口 ヴォルフスムント』)

 

地元民たちの悲願

通行の自由がなく、圧政に苦しむ地元民たちは、この”狼の口”を破壊して、解放しようとしている。

宿屋の女将などに扮して、ヴォルフラムたちと戦う機会を伺い、準備を進めている。

しかし、敵側の策略やヴォルフラムにより、仲間たちを次々と失っていく。

彼らの悲願が達成されて、”狼の口”がなくなる日は来るのか?

”狼の口”で繰り広げられる、支配する者たちと抵抗する者たちの戦いが描かれている。

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(出典:『狼の口 ヴォルフスムント』)

 

終わりに

というわけで、『狼の口 ヴォルフスムント』を紹介した。

地元民たちに”狼の口”と恐れられている一つの関所をめぐる戦いが描かれている。

全8巻で完結済み。

果たして、”狼の口”を攻略することはできるのだろうか?

”狼の口”をめぐる人間ドラマに興味がある人にはおすすめの漫画となっている。

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(出典:『狼の口 ヴォルフスムント』)

 

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