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19世紀後半の中央アジアの穏やかな時間が圧倒的な画力で描かれる『乙嫁語り』【漫画感想】

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美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか……?

シルクロードの生活文化。

馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きる人々たちの物語。

とにかく絵の書き込みが素晴らしすぎる漫画。

穏やかに時間の流れる世界にどっぷりと浸ることができる作品である。

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(出典:『乙嫁語り』)

 

『乙嫁語り』のここが面白い

美しい女性・アミル

アミルは遊牧民の美しい女性で、弓を使った狩りが得意である。

弓ひとつで、鳥でも兎でもとってきてしまう。

そんな彼女は、20歳になっていて、この地域のこの時代にしては、婚期を逃した”行き遅れ”の女性となってしまっていた。

そんな彼女に結婚の話が来て、無事に結婚式をあげることになる。

その相手は、年の差8歳、現在12歳の少年・カルルクであった。

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(出典:『乙嫁語り』)

 

20歳と12歳の年の差夫婦

アミルとカルルクの2人は年の差夫婦となった。

嫁のアミルが遊牧民なのに対して、婿のカルルクは定住民であり一族で暮らしている。

アミルは、この一族の中に入って暮らし始めるのだが、今までとは違った生活を送ることになり、様々なトラブルが巻き起こっていく。

トラブルの数々を乗り越えて、絆を深めていく2人の姿をみることができるようになっている。

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(出典:『乙嫁語り』)

 

悠久の大地に生きる人々

この漫画の舞台は、19世紀後半の中央アジアである。

遊牧民や定住民の人々は、狩りをしたり服を編んだり商売をしたりとしながら、のびのびと暮らしている。

そんな人々の姿が、圧倒的な画力で描かれている。

『乙嫁語り』は、悠久の大地に生きる人々が見られる作品となっている。

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(出典:『乙嫁語り』)

 

終わりに

というわけで、19世紀後半の中央アジアを舞台にした『乙嫁語り』を紹介した。

年の差夫婦のアミルとカルルクを始めとして、その時代のその場で生きる様々な人々の姿が描かれている。

緩やかに流れる時間での暖かい物語ばかりとなっている。

『乙嫁語り』は、シルクロードの生活文化の人々の話が題材となった歴史漫画に興味がある人には、おすすめの作品となっている。

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(出典:『乙嫁語り』)

 

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