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孤児院の秘密が、子供たちを恐怖に陥れる『約束のネバーランド』【漫画感想】

 

母と慕う彼女は親ではない

共に暮らす彼らは兄弟ではない

ここグレイス=フィールド ハウスは孤児院で私は孤児

そう思っていた

 

孤児院で暮らす11歳までの38人の孤児たちがいた。

性格、年齢、肌の色までバラバラで血の繋がりは一切ない。

優しい”ママ”に育てられて、孤児ながらも全員明るく楽しく暮らしていた。

11歳で最年長のエマも、この暮らしを満喫していた。

ところが、この孤児院にはとある秘密があった。

孤児院に11歳以上の子供はいない。

孤児院の秘密がエマを恐怖に陥れることになる。

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(出典:『約束のネバーランド』)

 

「約束のネバーランド」のここが面白い

孤児院・グレイス=フィールド ハウス

孤児院である「グレイス=フィールド ハウス」には11歳以下の38人の子供たちがいる。

全員が仲良く明るく楽しく遊んで暮らしている。

そして、孤児院唯一の大人であり、皆が”ママ”と呼んでいる女性がいる。

彼女は、血の繋がっていない子供たちに愛情を注いで、優しく育ててくれている。

ずっと、そう思っていた。

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(出典:『約束のネバーランド』)

 

孤児院の日常

「フカフカのベッド」「おいしいごはん」「白ずくめの制服」「首筋の識別番号」

そして、「毎日のテスト」

これが孤児院の日常である。

窓には鉄格子があり、中からは開けることができない。

敷地外にはぐるりと大きな塀がある。

子供たちは、孤児院の外の世界のことは何も知らなかった。

この孤児院は、一度違和感を感じてしまえば無視できないほどに何かがおかしかった。

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(出典:『約束のネバーランド』)

 

エマ、レイ、ノーマンの3人組

11歳で孤児院最年長であるエマ、レイ、ノーマンの3人組は、毎日テストで満点をとる天才だった。

断トツの頭脳を持つ天才ノーマン。

博識で知恵者のレイ。 

抜群の運動神経と驚異的学習能力を持つエマ。

3人の天才が揃ってしまってが故に、誰も気がつかなかった孤児院の秘密に気づいてしまった。

彼らは、”孤児院の日常”から争うために動き始めた。

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(出典:『約束のネバーランド』)

 

終わりに

というわけで、『約束のネバーランド』を紹介した。

11歳までの38人の孤児たちがいる孤児院があった。

この孤児院の秘密に気づいた3人の天才児が動き始めたことから、物語が動き始める。

とある孤児院をめぐる頭脳戦に興味がある人には、おすすめの漫画となっている。

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(出典:『約束のネバーランド』)

 

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