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私を殺した責任、ちゃんと取ってもらうんだから『真月譚 月姫』【漫画感想】

 

遠野志貴は、幼い頃の事故をきっかけにして「物の壊れやすい線」が見える特殊な力を持つことになった。

その線をなぞれば、物は破壊されて生物は生き絶える。

この力を使わないように、線を見ないようにとしながら、普通の生活をしていた志貴であった。

だが、彼はある日、偶然出会った少女を殺したいという衝動に駆られ、彼女をバラバラにしてしまう。

志貴は、すれ違っただけの少女を惨殺してしまった。

しかし、翌日、殺したはずの彼女が志貴の前に現れる。

その少女はアルクェイドであると名乗り、吸血鬼だと告げた。

「私を殺した責任、ちゃんと取ってもらうんだから」

志貴は、アルクェイドが他の吸血鬼の退治を手伝うことになってしまう。

全10巻で完結済み。

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(出典:『真月譚 月姫』)

 

「真月譚 月姫」のここが面白い

「物の壊れやすい線」が見える少年・遠野志貴

遠野志貴は、事故をきっかけに「物の壊れやすい線」が見えるようになってしまう。

これは眼に宿ってしまった力であり、その線をなぞれば、生物であろうが無生物であろうが、あっさりと破壊をすることができた。

世界が不安定に見えるこの力を疎ましく思っていた志貴は、とある女性にもらった眼鏡をかけて、これらの線を見ないようにとしていた。

力は制御しきっていると思っていた。

しかし、道で偶然出会ってしまった一人の少女をきっかけに、志貴の運命が狂い始める。

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(出典:『真月譚 月姫』)

 

吸血鬼・アルクェイド

志貴はちらっと視界に入っただけの少女を、自分の内側から湧き出る衝動に任せてバラバラにしてしまった。

彼女の体はいくつものパーツに分かれてしまい、血は吹き出て、誰がどう見ても明らかに死んでしまっている。

志貴は偶然出会っただけの少女を惨殺してしまった。

しかし、翌日、殺したはずの彼女が志貴の前に現れる。

その少女はアルクェイドであると名乗り、吸血鬼だと告げてきた。

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(出典:『真月譚 月姫』)

 

吸血鬼退治

アルクェイドは、強固な肉体を持った吸血鬼であり四肢をバラバラにされた程度では、生き返ることができる種族であった。

見た目は人間と全く同じなのだが、人間よりも強い力を持っている。

志貴を気に入ったアルクェイドは、彼をこれから自分がやることに巻き込むことに決める。

「私を殺した責任、ちゃんと取ってもらうんだから」

それは、アルクェイドの他に存在して、人間を襲っている吸血鬼を退治することであった。

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(出典:『真月譚 月姫』)

 

終わりに

というわけで、『真月譚 月姫』を紹介した。

「物の壊れやすい線」が見える少年と吸血鬼の少女による吸血鬼退治の物語となっている。

彼らの辛く、厳しい道のりを見ることができる。

全10巻で完結済み。

彼ら二人の運命はどうなってしまうのか?

『真月譚 月姫』は、激しい戦いと切ない恋の伝奇譚に興味がある人には、おすすめの漫画となっている。

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(出典:『真月譚 月姫』)

 

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