漫画ギーク記

漫画を中心にしたおすすめの面白い本について書いています

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ここは動物しかいない星”どうぶつの国”。この星に一人の人間の赤ん坊がたどり着いた『どうぶつの国』【漫画感想】

動物しかいない星「どうぶつの国」に暮らすタヌキのモノコ。 両親を大山猫に食べられ一匹ぼっちになってしまったモノコは、ある日、見たことない動物、”人間の赤ちゃん”を拾う。 どうぶつの国におり立った一人の人間とその仲間の動物たちの物語。

男子高校生が釣ってしまったのは博多弁を話す人魚であった...『波打際のむろみさん』【漫画感想】

フィッシング部の向島拓朗が海で釣りをしていたら、なんと釣れてしまったのは人魚のむろみさんだった。 こうして拓朗人出会った人魚のむろみさんと、その仲間たちによる愉快な物語がこの漫画である。 博多弁を話す人魚などの個性的なキャラクターたちがでて…

毎週土曜日の店休日、洋食屋は”異世界”へと繋がる...『異世界食堂』【漫画感想】

オフィス街に程近い商店街にある食堂「洋食のねこや」。 猫の絵が描かれた扉が目印なことと、洋食以外のメニューが豊富なことを除けばごく普通の食堂…だが、一つだけとある秘密があった。 それは、毎週土曜日の店休日、”異世界”へと繋がることであった。

今や国民の1割はヒューマノイドとなってしまっている『AIの遺電子』【漫画感想】

人類の夢…テクノロジーの結晶・ヒューマノイド。 人そっくりな見た目をした機械のロボットで、”彼ら”は人間社会に溶け込んでいる。 今や国民の1割はヒューマノイドとなってしまっていた。 そんな社会で生きる一人の人間・須堂は、悩めるヒューマノイド・AIた…

19世紀後半の中央アジアの穏やかな時間が圧倒的な画力で描かれる『乙嫁語り』【漫画感想】

美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか……? シルクロードの生活文化。 馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きる人々たちの物語。 とにかく絵の書き込みが素晴ら…