実写映画化等で話題の『ちはやふる』。
高校生が百人一首で競い合う「競技かるた」を題材とした漫画である。
これがカルタなのか!?と疑いたくなるほどの熱く、激しい戦いが描かれている。
そんな『ちはやふる』には要所、要所で痺れる名言・名台詞が数多くある。
ここでは『ちはやふる』の名言集を画像付きでランキング形式でまとめてみた。
あなたの痺れた名言も載っているかもしれません。
それでは、どうぞ!
ちはやふる名言ランキング
25位 「机くん」
「ここにいたらいいのに」って思う人は
もう”家族”なんだって
同じクラスの机くんと千早はクラスメイト全員で行ったクリスマス会に参加をした。
普段関わることの少ない人たちとも交流し、二人は会を楽しんでいる。
そのときふと千早がこの場にかるた部のみんなもいればいいのにと言う。
それに対する机くんの言葉がこれである。
かるた部の面々はもう「家族」と同じくらいの絆で結ばれている。
24位 「新」
嬉しい 原田先生と戦えて嬉しい
原田先生が強くて嬉しい でも
勝つのはおれや
名人戦挑戦者決定戦でかつての恩師・原田先生と戦うことになった新。
原田先生の強気の攻めがるたに苦戦を強いられる。
だが、新としては相手が恩師だとしても何としても勝ちたい一戦。
その強い決意を表した言葉がこの台詞である。
この一戦にかける新の思いが伝わって来る。
23位 「千早」
私は攻めがるただから「ふ」も「ちは」も送ると思う
特別だから手に入れたいものほど手放すの
必ずとると勝負に出るの
かるたの試合に敗れた新。
戦いの最終局面で送った札の選択が本当に正しかったのかと悩んでいる。
そのことを千早に対して、あれで正しかったのかと相談した。
それに対する千早の返答がこれである。
千早の戦い方への信念が現れている。
22位 「深作時次」
「たいていのチャンスのドアにはノブが無い」と...
自分からは開けられない
だれかが開けてくれたときに
なよわず飛びこんでいけるかどうか
千早の進路希望を聞き、その成績を眺めていた瑞沢高校、古典の深作先生。
千早はどんな進路を選ぶのかと呟く。
進路選択を”ノブのあるドア”に例え、言った台詞がこれである。
チャンスは突然にやってくる。だから準備が大切なのだ。
21位 「千早」
なにもかも ひとつずつだ
一勝ずつだ
かるたの大会に挑む千早。
大会はトーナメント形式。
何とかして勝ち残っていきたいと千早は思っている。
そのときの千早の言葉がこれである。
トーナメントもそれ以外のこともなにもかもひとつづつなのだ。
20位 「原田先生」
私も...若かったらよかったな
まあいい
だれか 若い者が
今日のことを 役立ててくれるだろう
名人戦に挑戦し、善戦したが現名人の周防に敗れてしまった原田先生。
試合終盤にはスタミナも切れかけ、もう少し若ければともっといい試合ができたかもと後悔する。
だが、負けてしまったものはもう仕方がないと開き直ったシーンでの言葉がこれである。
若い人に思いを託した原田先生の気持ちが現れている。
19位 「太一」
仲間にするなら
畳の上で努力し続けられる
やつがいい
全国大会の予選に挑む瑞沢高校。
太一は自分の力を磨くため大会に出ずに一人離れて練習をしている。
そんな太一に予選を突破したとの連絡がきた。
そのときの太一のセリフがこれである。
遠く離れていてももう一度出会うことを願っている太一の言葉である。
18位 「千早」
12歳の私に
気持ちで負けてどうする。
高校生の千早は女性の百人一首のチャンピオンであるクイーンと試合をすることになる。
千早はクイーンの圧倒的な力の前になすすべなく、心までもが折れそうになってしまう。
しかし、そのとき小学生で百人一首を覚えたてのときにした新との試合を思い出す。
そのときの千早は負けそうな試合でも全力を出してプレーしていた。
折れかかった心を取り戻した千早の台詞がこれである。
かつての自分に技術でも気持ちでも負けてはいけないのである。
17位 「原田先生」
「集中してずっとずっと練習してると
”読まれない札”がわかるようになってくるんだ」
”ずっとずっと”
45年ーーー
東日本名人戦予選準決勝に挑んだ原田先生。
試合は熱戦となり最後の一枚を取り合うまでにもつれ込んだ。
その試合を観戦していた太一が原田先生の過去の言葉を回想したシーンがこれである。
45年も同じことを続けていると今ままで見えていなかったものも見えてくる。
16位 「肉まんくん」
そんなことしなくていいんだ
人間はそんな完璧じゃなくていいんだ
瑞沢高校での練習シーン。
真島太一は練習での百人一首の札を読む読手の役割をすることになる。
そのときに真島は札を一枚も見ずに暗唱で、全ての札を読み上げてしまう。
そのときの肉まんくんの台詞がこれである。
肉まんくんの気持ちというよりもはや叫びとなっている。
15位 「太一」
運命戦?ふざけんな
運命なんかに任せねぇ
百人一首にはもはや勝負の結果が「運」の要素に大きく作用する瞬間が訪れてしまうことがある。
あまりの運の要素の大きさに「運命戦」と呼ばれてしまっている。
そんな、B級決勝戦、そんな運命戦を太一と肉まんくんがすることになってしまった。
そのときの太一のセリフがこれである
勝負を最後まで自分の実力で決めたい太一の心意気が現れている。
14位 「梨理華の母」
なんだっていい かるただってなんだって
なにかを大好きになってほしい 自分を大好きになってほしい
千早と小学生の梨理華とのかるたの試合のシーン。
全力で試合をする千早に対して梨々香は健闘するがその差は徐々に開いていく。
その姿を見て居ても立ってもいられない母親の願いがこの台詞に現れている。
夢中になるのはかるたでなくてもいい。
母親の気持ちが現れている。
13位 「新」
自分のことでないと夢にしたらあかん
小学生の千早が新の家に初めて行ったシーン。
千早は新との会話の中でお姉ちゃんがミスコンが優勝することが私の夢だと語る。
それを否定しながらの新の言葉がこれである。
言葉通り「自分」のこと以外を夢にしてはいけないのだ。
12位 「新」
ルール破って 罰も受けん
そんなんで相手にしてくれる神様はえんぞ
新はルール違反をしてその罰を受けることとなった。
その途中に太一と千早が試合をするとの話がきた。
どうしても試合に行きたそうな太一を見て友人の翔二がこっそりと抜け出すことを提案する。
それを咎めた新のセリフがこれである。
最後に神様に見捨てられないためにはズルをしてはいけないのだ。
11位 「机くん」
やりたいことを思いっきりやるためには
やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ
あまりの学校での成績の悪さに留年の危機に陥った千早。
この危機を回避しようと駒野勉・机くんがつきっきりで勉強を教えることになった。
同時期に、太一はかるたの大きな大会にでることになっていた。
どうしても太一の応援に行きたい千早は勉強会から逃げ出してしまった。
応援が終わり戻ってきた千早にたいして机くんが言ったセリフがこれである。
やりたいかるたを頑張るためには、やりたくない勉強も頑張らなければいけないという机くんの気持ちである。
10位 「千早」
がんばれって気持ちは温かい空気と同じように
”運気”を上げてくれる気がするよ
かるたの全国大会に挑む千早たち瑞沢高校。
その前夜にチームメイトと話をしているシーン。
保護者の応援について千早が”上昇気流”のイメージと語っている。
「勝負は時の運」であり、その運を上げてくれる気のする応援を大事にした台詞である。
9位 「千早」
やらない理由なんかどーでもいい
つべこべ言わずに一回やれっ
駒野(机くん)を千早がかるた部になんとか入れようとしているシーンでの台詞。
かるたには頭がいい人が向いているとのことで、学年でトップクラスの成績を持つ机くんをスカウトしている。
しかし机くんは、かるたなんてやる意味がないと跳ね除ける。
それに切れた千早が、言ったのがこの言葉である。
「考えるより先にやる」が千早のモットーな模様。
8位 「新」
恥ずかしくても
たいしたことない自分でも
逃げたらあかん
綿谷新が研究会の先輩の村田と対局しているシーンでの台詞。
この日の新は調子が悪い。
かるたで11枚差と大差がつき、もはや逆転不可能と自分でも思ってしまい、心が折れかけている。
しかし、ここで新は奮い立った。
そのときの言葉がこれである。
圧倒的に不利な状況での新の気位を感じる台詞である。
しかも、この後新は大逆転をしてしまう。
何があってもあきらめてはいけないのだ。
7位 「千早」
正々堂々とやって負けて
かっこ悪いことあるかーー!!
小学生の頃に千早と太一がかるた大会の決勝で勝負をした。
結果は千早の勝ちで太一は負けてしまった。
そのことをいつまでも太一は引きずっている。
さらに、太一は努力の後を見られることを恥ずかしいと思ってしまっている。
そんな太一に千早が言ったのが次の言葉である。
正々堂々戦えば誰でも「かっこいい」ってことである。
6位 「太一」
先生おれはA級になるより
.......逃げないやつになりたい
百人一首のトッププレイヤーが所属するA級。
その試験に落ちてしまった太一に対して師匠の原田先生が特別な扱いでA級にしてもいいとの提案をする。
原田先生は太一のA級にかける強い思いを知っている。
そのときの太一の台詞がこれである。
太一の男らしさ、信念が垣間見えたワンシーンだった。
この二人の間にはいいシーンが多い。
5位 「持田先生」
本当に高いプライドは
人を地道にさせる
目線をあげたまま
百人一首の名人を目指す北央学園・須藤。
須藤は名人を目指すために読手という百人一首の札を読む役割の研究を始める。
それは一見遠回りな道に見える。
そんな須藤を部活の顧問の持田太はよく見ている。
そんな持田太の須藤への言葉がこれである。
真にプライドの高い人とは、努力を続けるのだろう。
4位 「千早」
あの日悔しくて良かったって
いつか笑って言いたい
千早と太一が所属する白波会から名人のでるチャンスがあった。
しかし、その戦いに負けてしまい白波会全体が苦汁を舐める結果となってしまった。
そんな悔しさを表現したのが次の台詞である。
悔しさをバネにしてやろうとの前向きな言葉だ。
3位 「千早」
きっと最初はだれかに言ってもらったんだ
“才能がある”
宝物にしてきたんだ
簡単に触れないで
小六でかるたの天才と呼ばれる梨理華。千早と梨理華は対戦をし、千早が勝利を収めた。
そんな梨理華に対して、試合を見ていた人がそこまですごい才能ではないと、心ない言葉を言われてしまった。
そんな場面での千早の言葉が次の台詞である。
子供の頃に言われた「才能がある」との言葉をいつまでも心の隅に置いておきたいとの言葉だ。
2位 「坪口」
難しいよな
新しい武器を手に入れるときどうしても一時的に結果は悪くなる
それでも手に入れにいくか
すでに使える武器だけをより磨くか
千早は新たなプレースタイルを求めて、自分の良さである速さを捨てて正確さ重視のプレースタイルに変更していた。
しかし、その結果試合に負けてしまい、ひどく落ち込んでしまっている。
そのことに対して白波会の先輩である坪口広史が行った言葉である。
人生での他の場面でも言えることだ。
今ある力を伸ばすか新たな武器を手に入れに行くか。
難題である。
1位 「原田先生」
”青春ぜんぶ懸けたって強くなれない”?
懸けてから言いなさい
太一(まつげくん)が、一度は止めたかるたを始め直すかどうかを悩んでいることを師匠の原田先生に相談しているシーンである。
太一は圧倒的な力の差がある綿谷新を引き合いに出して、新にはどうせ勝てないんだから、かるたをやる意味がないと言ってしまう。
そこで原田先生が太一に言ったのがこの言葉である。
「できない」「できなかった」はチャレンジした人しか言ってはいけないのだ。
最後に
いかがでしたか?
個人的にお気に入りな『ちはやふる』の名言をまとめてみた。
これ以外にも『ちはやふる』には数々の名言・名場面が存在する。
まだ、読んでないよという人は、名作なのでぜひ読んでみてほしい。
もう、読んだとの人は、またこの記事が読み直したりするきっかけとなると嬉しいです。