『アイシールド21』『ワンパンマン』の作者村田雄介が漫画論を語った作品がある。週間ジャンプ公認、漫画で「漫画の描き方」を描いたのが、この『ヘタッピマンガ研究所R』である。
人気漫画家が自身で習得してきた漫画の描き方が惜しみなく書かれている。さらに、『HUNTER×HUNTER』の冨樫義博先生、『暗殺教室』の松井優征先生、『いちご100%』の河下水希先生などジャンプの人気漫画家が登場し、インタビューに答えている。
『ヘタッピマンガ研究所R』は、「漫画論」や「ジャンプ人気漫画家の裏話」が含まれている、一巻完結の「漫画を語る漫画」となっている。
(出典:『ヘタッピマンガ研究所R』)
漫画の描き方
担当編集の斎藤さんが、「漫画家として独立したいから漫画の描き方を教えて欲しい」と村田先生にお願いするところからストーリーが始まる。なので内容としては初歩の初歩から教えているといった印象である。
(出典:『ヘタッピマンガ研究所R』)
漫画を描くのに「最低限必要な道具一覧」から「男の子・女の子の描き方」、「動きのつけ方」とあらゆる漫画の描き方の基礎が描かれている。漫画家志望の人はもちろん、「どうやって漫画って書かれているんだろう?」と雑学として気になっている人にも興味深い内容となっている。
当たり前だが、様々な技術があって、いろいろと考えながらかいているんだなぁと思った
(出典:『ヘタッピマンガ研究所R』)
登場する豪華なジャンプ漫画作家たち
ジャンプで活躍している様々な漫画家が登場する。このインタビューをメインで読んでみてもいいだろう。村田先生が描くそれぞれの漫画家の似顔絵もいい。
以下の漫画家たちが登場している。
- 『暗殺教室』松井優征先生
(出典:『ヘタッピマンガ研究所R』)
- 『HUNTER×HUNTER』樫義博先生
(出典:『ヘタッピマンガ研究所R』)
- 『いちご100%』河下水希先生
(出典:『ヘタッピマンガ研究所R』)
- 『トリコ』島袋光年先生
(出典:『ヘタッピマンガ研究所R』)
これだけ豪華な面々の漫画論が読めるのは『ヘタッピマンガ研究所R』ぐらいであろう。
まとめ
というわけで『ヘタッピマンガ研究所R』を紹介した。この漫画には人気漫画家の「漫画論」や「漫画の描き方」「ジャンプ人気漫画家のちょっとした裏話」が含まれている。漫画の描き方を真剣に勉強したい人や、興味本位で知りたい人などにおすすめの一巻完結漫画となっている。
(出典:『ヘタッピマンガ研究所R』)
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