
兄妹ふたりがニートの漫画。
マイペースで対人恐怖症の妹・春子と、インテリなうえに友達もいる“エニート”な兄・守。
社会のすみっこに生息する、絶滅危惧種的な仲良しアホ兄妹によるぐーたら日常漫画。
ふたりはあたたかい家族と友達に見守られながら健やかに暮らしている。
ニートを主題にしながらも特に社会問題とかお堅いことが考えない脱力系の作品となっている。
(出典:『働かないふたり』)
「働かないふたり」
”エリート”なニートの兄・守
妹・春子いわく兄・守は”エリート”なニート。
ニートなのに家に遊びに来てくれる身なりのちゃんとした友達がいるし、車の免許はもっているし(MT)、習字は初段だし、クイズ番組はたくさん正解する。
さらには分厚い本も読めるし、高校のときに付き合っていたっぽい人もいたとか。
何だか”エリート”の基準が低い気もするが、妹はそんな兄をニートの中でもかなりエリートな”エニート”として尊敬している。
(出典:『働かないふたり』)
ニートの妹・春子
妹・春子もニート。
社交性のある兄とは違い対人恐怖症で基本外に出たがらない。
ゲームが好きでレース・アクション・シミュレーション・RPG・ホラーとあらゆるゲームを好む。
しかし、ゲームはそこまでうまくない。
どこか抜けているゆるいキャラクターである。
(出典:『働かないふたり』)
ニート兄妹の家族
兄妹のふたりは父母の両親と生活をしている。
父は優しくふたりを見守っていてふたりを怒ることはまずしない。
兄妹の現状を受けいれている感じがする。
(出典:『働かないふたり』)
母はふたりに自立をして欲しいと願っている。
兄には仕事を妹は結婚をと口にする。
しかし、それでもそこまでうるさくはふたりに言ってこない。
やはり、父同様にふたりを見守っている感じだ。
(出典:『働かないふたり』)
終わりに
というわけで『働かないふたり』を紹介した。
ニートな兄妹にスポットライトをあてた漫画。
笑えてくるポイントが数多くある。
ニートの生態に興味がある人や、ゆるい日常系作品に興味がある人にはおすすめの漫画である。
(出典:『働かないふたり』)