”それ”が始まってしまうとそのクラスで毎月一人以上の死者がでる。
夜見山北中学校三年三組は呪われたクラスだと言われる。
このクラスでは”それ”が始まる可能性がある。
一度始まってしまうと抗う術がなく、クラスに所属する者とその二親等以内の親族に家族に死の危険が忍び寄る。
(出典:『Another』)
呪われた三年三組に所属することとなった転校生「榊原恒一」とクラス全員から”いないもの”として扱われる「ミサキメイ」。
二人が”それ”に抗おうと格闘していくホラー作品。
綾辻行人による同名小説『Another』が清原紘によってコミカライズされた作品。
全4巻+番外編1巻で完結済み。
呪われた教室でいまだかつてない恐怖と謎に襲われる。
(出典:『Another』)
漫画版「Another」の見どころ
呪われたクラス「三年三組」
今から二十六年前、夜見山北中学校に「ミサキ」という生徒がいた。
勉強も運動もできてみんなの人気者だったが、彼がクラス替えで三年三組になって間もなく急な事故にあって死んでしまった。
クラス全員がショックを受け、とても悲しみにくれていた。
そのときふとクラスメイトの一人が言い出す。
”あいつは死んでなんかいない”
そして、クラス全員がその後もずっと「ミサキ」が生きているかのように、先生も生徒も協力して演技を続けた。
そんなこと続けて一年、卒業写真の記念写真には写っているはずのない「ミサキ」が写っていた。
それ以来、三年三組では本来いるはずのないクラスメイトが一人増えることがある。
この現象が起きてしまった年では、クラスメイトとその家族の間で毎月一人以上の死者が出てきてしまう。
(出典:『Another』)
転校生・榊原恒一と”いないもの”・ミサキメイ
(出典:『Another』)
転校生・榊原恒一とクラスの誰からも存在を認められていない”ミサキメイ”。
この二人がペアを組んで、三年三組の呪いと謎に挑んでいく。
今年はクラスメイトが一人死に、”それ”が始まってしまった。
クラスには本来いないはずのもう一人が加わっていたのだ。
果たして、もう一人はだれなのか?
一度始まったその現象を止めることができるのか?
榊原以外のクラスメイト全員に無視される「ミサキメイ」こそがもう一人なのか?
二人は呪いと死に抗うべく格闘する。
(出典:『Another』)
Another 0
漫画版『Another』は全4巻で完結しているが、前日談として『Another 0』も刊行されている。
漫画限定のオリジナルエピソードで別の年の三年三組が描かれる。
この年も”それ”があった年だった。
前日談で『Another 0』というタイトルだが、順番的には『Another』が読み終わった後に読んだほうがいい。
(出典:『Another 0』)
終わりに
というわけで、漫画版『Another』を紹介した。
とあるクラスで起こった呪いを追うホラー作品で全4巻完結済み。
果たして呪いを止められるのか?もう一人の正体は?物語は衝撃の結末を迎える。
ぞくぞくするホラー作品が読みたい人にはオススメの漫画である。
(出典:『Another』)
関連記事
全5巻以内に完結するおすすめ漫画に関する記事はこちら
おすすめ「ミステリー漫画」に関する記事はこちら
おすすめの「ホラー漫画」に関する記事はこちら
オススメの「コミカライズ」作品に関する記事はこちら