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君は僕の妹で殺人鬼だ。『零崎双識の人間試験』【漫画感想】

 

自分と向き合うことから逃げてきた女子高生・無桐伊織。

”ゼロザキイチゾクの者だな?”

普通に朝起きて学校に向かっている彼女は突然見知らぬ男にそう問いかけられた。

その聞きなれない名前に戸惑う伊織を一人の男が助けてくれる。

零崎双識。

抗えない衝動で殺人を続ける殺人鬼集団・零崎一族の一員にして長兄。

彼との出会いをきっかけとして伊織は自身の殺人衝動と戦っていくことになる。

戯言シリーズ』『化物語』を書いた西尾維新の同名小説『零崎双識の人間試験』のコミカライズ作品。

全5巻で完結済み。

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(出典:『零崎双識の人間試験』)

 

「零崎双識の人間試験」の見どころ

「零崎一族」長兄・零崎双織

零崎一族とは殺人鬼があつまった集団で一族と言っても血のつながりはない。

「家族で人殺しをしている」のではなく「殺人鬼が集まって家族を作った」一族である。

この一族には自主的に入るのではなく、内から来る抗えない衝動によって殺人鬼になってしまい、結果零崎一族に入ることになってしまう。

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(出典:『零崎双識の人間試験』)

零崎双識は零崎一族の長兄。

大きな鋏を武器として使い、 人間を切り刻む殺人鬼である。

双識は伊織を一族にスカウトしようとして接触を試みた。

だが、一族の命を狙うものたちによって争いに巻き込まれていくことになる。

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(出典:『零崎双識の人間試験』)

 

無桐伊織

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(出典:『零崎双識の人間試験』)

無桐伊織は何の取り柄もない普通の女子高生として17年育てられてきた。

それなのに、なんの前触れもなく突然命を狙われる生活を送ることとなる。

「君は零崎一族の一員になる資格があり、僕の妹だ」と言う零崎双識に零崎一族にもスカウトされ、自分の中で確実に芽生えていく殺人衝動と戦っていく。

自分がおかしいのか周りがおかしいのか。

そんな伊織の葛藤も注目のポイントの一つだ。

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(出典:『零崎双識の人間試験』)

 

人間失格・零崎人識

零崎双識の人間試験 』は西尾維新の「人間シリーズ」の一作だが、このシリーズの主人公は零崎一族の一員・零崎人識だ。

ナイフと顔の刺青が特徴的な殺人鬼で、「人間失格」と呼ばれてもいる。

独断的な行動で零崎一族の中でも少し浮いている。

彼もこの漫画のメインの登場人物の一人である。

「人間失格」との呼び名をつけた「欠陥製品」のビジュアルも登場する。

”殺して解して並べて揃えて晒してやんよ”が彼の決め台詞だ。

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(出典:『零崎双識の人間試験』)

 

終わりに

というわけで、『零崎双識の人間試験』を紹介した。

西尾維新の同名小説をコミカライズした漫画で殺人鬼集団・零崎一族を中心に描かれる。

アクションシーンも多いが躍動感溢れる絵となっている。

無桐伊織の運命にも注目。

原作を読んでコミカライズ作品にも興味がある人や、西尾維新ファン、殺人鬼たちが戦う漫画を読んでみたい人にはオススメの作品である。

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(出典:『零崎双識の人間試験』)

 

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