
子供の頃に事故で死なせてしまった幼なじみが忘れられない高校生・村上良太は、彼女との約束を果たすべく、天文部に在籍し宇宙人を探していた。
ある日、良太のクラスにその幼なじみと瓜二つの美少女・黒羽寧子が転校してくる。
だが、彼女は良太のことは何も覚えていなかった。
そして良太は、寧子が魔法を使える「魔法使い」であることを知ってしまった。
彼女はとある研究所の実験に使われていたがそこから逃げ出してきたという。
この縁から良太は、寧子と共に研究所からの刺客に命を狙われることになった。
アニメ化もされたダークファンタジーの人気作。全18巻で完結済み。
(出典:『極黒のブリュンヒルデ』)
「極黒のブリュンヒルデ」のここが面白い
天才少年・村上良太
村上良太は、模試で日本国内で同級生の中では第1位の天才少年。
卓越した記憶能力を持ち、一度見たものは絶対に忘れない。
彼はかつて、幼馴染を事故に巻き込み殺してしまったトラウマがある。
「宇宙人がいることを証明する」との幼馴染との約束を果たすために、NASAを目指し、天文部に入って日々、星を観察する生活を送っていた。
(出典:『極黒のブリュンヒルデ』)
魔法使い・黒羽寧子
そんな良太の目の前に現れた黒羽寧子は、かつて死んだ幼馴染にそっくりの顔をしていた。
だが、彼女は良太のことを一切覚えておらず、さらに九九ができないなど記憶能力もかなり低い。
そして、天文台で星を見ていた良太に今日は帰ろうとすると死んでしまうとの警告をする。
良太はその警告を無視して帰ろうとしたが、このことがきっかけで寧子の命を救われ”魔法使い”であると知ってしまった。
(出典:『極黒のブリュンヒルデ』)
研究所・ヴィンガルフ
寧子は研究所・ヴィンガルフで人体実験の被験者として残酷な実験に使われていた。
彼女は他の”魔法使い”たちと共にこの研究所から逃げ出してきていた。
研究所も寧子たちを放っては置かずに、次々に”魔法使い”を刺客として送っていく。
普通の暮らしをしたい寧子と寧子の命を守りたい良太の戦いの日々が始まる。
”魔法使い”たちの秘密、”研究所”の目的、”寧子”の正体などの秘密が巻を追うごとに明らかとなっていく。
(出典:『極黒のブリュンヒルデ』)
終わりに
というわけで、『極黒のブリュンヒルデ』を紹介した。
魔法を使える”魔法使い”たちの戦いを描いたダークファンタジーコミック。
巨大な素数の素因数分解ができることによる最強のハッカーのような魔法使い、他人の記憶が読み取れる魔法使いなど、様々な魔法が使える”魔法使い”たちが登場する。
宇宙人などのSF要素や主人公のハーレムものの漫画としての要素もかなり強い。
全18巻で完結済み。
世界の命運を”魔法使い”たちが握る、スケールの大きな漫画となっている。
(出典:『極黒のブリュンヒルデ』)
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