
他人が嘘をつくと、それがウソだと判ってしまう女子高生、佐藤アカネ。
他人と目が合うと、その人の未来が少しだけ見えてしまう大橋ミツキ。
二人の超能力者は友達となって一緒に過ごすようになった。
ある日、ミツキはアカネが持っていた鏡で自分の目を見てしまったことで、ミツキは自分がクラスメイトの高山くんと結婚する運命だと知ってしまう。
しかし、ミツキがこのことを知ったことによって未来は変わってしまうかもしれない。
本来、結婚するはずだった二人の運命を変えてしまったかもしれないと思い、罪悪感を感じたアカネは二人をくっつけようと奔走し始めた。
『みなみけ』の作者による二人の女子高生超能力者によるゆるい恋愛漫画となっている。
(出典:『そんな未来はウソである』)
「そんな未来はウソである」のここが面白い
佐藤アカネ
女子高生の佐藤アカネには他人が付いているウソを見破ることができる超能力がある。
自分の芯がしっかりとしていて、周りを引っ張っていくような性格の少女。
そして、誰がつくどんなウソでも例外なく見破れた。
その能力によってクラスメイトの大橋ミツキが未来を読める超能力者であると気づいてしまった。
(出典:『そんな未来はウソである』)
大橋ミツキ
アカネに超能力者だとばれてしまった大橋ミツキは未来を読むことができる。
おっとりとしたマイペースな性格。
相手の目を見るとその人の将来に何があるかの一部をランダムで知ることができた。
アカネと友達になったミツキは、鏡によってまだ話したことのないクラスメイトと結婚をする未来を見てしまった。
ここから、彼女たちの運命が動き始める。
(出典:『そんな未来はウソである』)
変わってしまった未来
ミツキが見ることのできる未来は、その未来を知らなければ起きた将来のことであり、ミツキが知ってしまったことで変わってしまうことがある。
ミツキの結婚も、意識してしまったことで変わる可能性があった。
自分が鏡を見せたせいだと思ったアカネは、この結婚する未来をなんとか実現しようと二人の仲を取り持ち始めた。
だが、このことで未来は信じられない方向へと転がり始めた。
(出典:『そんな未来はウソである』)
終わりに
というわけで、『そんな未来はウソである』を紹介した。
『みなみけ』の作者・桜場コハルによる超能力者・女子高生のゆるい恋愛漫画。
恋愛もしているが、友達同士で遊んでいたり会話をしているシーンも多い。
二人が知った未来は本当になるのか。それともウソになってしまうのか。
微笑ましくて愉快な作品となっている。
(出典:『そんな未来はウソである』)
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