
多くの人は万が一にでもハゲたら人生は終わりだと思っているだろう。
だが、そんなことはない。ハゲは選ばれし人間の証であって、ハゲにもメリットがある。
そんな、一般的にネガティブに受け止められるハゲのことをポジティブに捉えたのがコミックエッセイ『僕は髪の毛が少ない』である。
20代から髪の毛が少なくなり始めた作者が、ハゲを祝福されるべきいいものだと捉えて明るく生きている様子が描かれている。
全1巻で完結済み。
(出典:『僕は髪の毛が少ない』)
「ハゲ」にはこんなメリットがある
ハゲはリーダーになる才能がある
日本人の成人男性のうち10人に3人は薄毛とされている。そして、薄毛やハゲについてコンプレックスだと捉えている人も多い。
現代の日本では、ハゲはネガティブなものだと捉えられている。
だが、遡ること数万年前。太古の時代はどうだったのだろうか?
ハゲの原人たちは男性ホルモンが多く、男同士の争いに勝ち、皆の尊敬を手に入れて群れのリーダーをしていた。
たくさんのメスを我がものとして多くの子孫を残してきた。
つまり、現代でハゲている3割の人はこの優秀なボス達の子孫であり、組織を率いる才能がある証拠なのだ。
実際、会社の重役や経営者にもハゲは多くいる。
(出典:『僕は髪の毛が少ない』)
天才・偉人はハゲだらけ
本当にハゲは優秀な人間の証なのか?
腕っ節が強かっただけではなく、知性面でも芸術面でもすごい成果を残してきた天才・偉人はハゲだらけだ。
Appleの創業者「スティーブ・ジョブス」、ソフトバンクグループ創業者「孫正義」などの優秀な経営者。科学者では「アインシュタイン」、日本人初のノーベル賞受賞者「湯川秀樹」。
芸術家で「レオナルド・ダ・ヴィンチ」、「パプロ・ピカソ」、軍人の「ジュリアス・シーザー」、「ナポレオン・ボナパルト」。
さらには、「トーマス・エジソン」「ライト兄弟」「ガリレオ・ガリレイ」とこれらの偉人全員がハゲである。
あなたの髪の毛が薄くなりだしたら、あなたが偉人になる可能性を示しているのかもしれない。
(出典:『僕は髪の毛が少ない』)
実はハゲはもてる
ハゲている人間が選ばれし優秀な人物なのはわかった。
では、異性関係はどうだろう?ハゲはモテるのか?
結論を言うとハゲは実はモテるのだ。
確かに、一部の女性でハゲは絶対に無理という人はいる。だが、作者の経験から多くの女性の中でハゲる前と後とで相手の接し方は変わらなかったという。
スキンヘッドや坊主頭は清潔感があるので絶対に遊んでいるようには見えないし、周りの男と差別化できてオンリーワンの存在になれる。
ハゲからくる坊主頭を好む女性はたくさんいるのだ。
中途半端な髪型でいるのなら、いっそのことハゲてしまった方がよっぽどモテてしまう。
(出典:『僕は髪の毛が少ない』)
終わりに
というわけで、『僕は髪の毛が少ない』に書いてあるハゲのメリットを紹介した。
ハゲは知性やモテの面でも選ばれし人間の証であり、誇るべき髪型なのだ。
自分の髪の毛が薄くなりだしたら大喜びしよう。
作者は今では明るく生きているが、一時期は薄くなっていく髪の毛に悩んでいる時期もあった。
そんな頃から「ハゲ」をポジティブに捉えられるまでの書かれている。
ハゲに悩んでいる人にも、そうでない人にもおすすめの漫画となっている。
(出典:『僕は髪の毛が少ない』)
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