
古代ローマの風呂設計士・ルシウスが現代日本の銭湯にタイムスリップした。
このとんでもない設定で進んでいく物語となっている。
ローマの風呂設計士にルシウスは、いつもどんな風呂を作れば人々が満足してくれるかを悩んでいた。
そんなルシウスがある日突然、日本の銭湯へとタイムスリップしてしまった。
言葉も通じなければ、文化の一つも理解できない状況でルシウスはどうすればいいのか困ってしまう。
ここから、ルシウスの古代ローマと現代の日本を行き来する日々が始まった。
前代未聞のシチュエーションで進んでいく物語。
全6巻で完結済み。
(出典:『テルマエ・ロマエ』)
「テルマエ・ロマエ」のここが面白い
風呂設計士・ルシウス
仕事として風呂設計士をしているルシウスは、いつでもとにかく風呂のことばかりを考えている。
家庭もほったらかしにして、頭の中にあるのは風呂のことだけ。
この熱意はタイムスリップをしてからも変わらない。
突然日本の銭湯に飛ばされたルシウスは、混乱しながらも、その風呂への熱意ゆえに現代の銭湯に関する様々な知識を貪欲に吸収し、ローマへと持ち帰る。
そして、ローマで日本の銭湯風の風呂を製作していく。
(出典:『テルマエ・ロマエ』)
平たい顔族
ルシウスは日本人を見るのは始めてだった。
そのため鼻の出ていない彼らを指して、「平たい顔族」の人々だと呼んでいる。
古代ローマには電気もないので、彼はこの「平たい顔族」の人々が使う技術にいちいち驚愕することになる。
そして、いつしか「平たい顔族」の人々に会いたいと願い始めた。
(出典:『テルマエ・ロマエ』)
ローマ人と日本人の交流
ローマ人はラテン語を話す。
日本人は当然として日本語を話し、彼らの意思疎通は難しい。
彼らはボディーランゲージなどでなんだかんだで何とかコミュニケーションをとっていく。
何度も現代日本に来て、平たい顔族に慣れてきたルシウスと日本人との間で少しづつ異文化交流が生まれていく。
(出典:『テルマエ・ロマエ』)
終わりに
というわけで、『テルマエ・ロマエ』を紹介した。
古代ローマ人が日本の銭湯にタイムスリップした設定で進んでいく物語。
風呂設計士のルシウスの風呂への愛がとにかく凄い。
全6巻で完結済み。
一風変わった「風呂漫画」を楽しみたい人にはおすすめの作品となっている。
(出典:『テルマエ・ロマエ』)
関連記事