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女子高生が転生したら「蜘蛛」だった『蜘蛛ですが、なにか?』【漫画感想】

 

女子高生が目覚めると…何故か異世界で「蜘蛛」に転生していた。

人間が現世で死んだりとすることをきっかけとして、異世界で新たな人生を送るという設定の「転生系」の作品。

そんな作品の転生先が、”蜘蛛”にまで及んでしまった。

学校で普通に授業を受けていたはずなのに、目がさめるとそこは卵の中。

そして、殻を破ると自分の体は蜘蛛のモンスターになっていた。

生まれた場所は、毒ガエル・大蛇・果ては龍も跋扈する最悪ダンジョン。さらには、人間の冒険者たちまでもが襲ってくる。

いつ死ぬかもわからない過酷な環境で、”蜘蛛”に転生してしまった女子高生は果たして生き延びることができるのか?

蜘蛛が大冒険をするファンタジー漫画となっている。

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(出典:『蜘蛛ですが、なにか?』)

 

「蜘蛛ですが、なにか?」のここが面白い

モンスターとしての”蜘蛛”の体

転生先が”蜘蛛”と言ってもただの”蜘蛛”ではない。

異世界でのモンスターとしての”蜘蛛”である。

体のサイズは人間ほどあり、様々なスキルも使える。

糸を出して、巣や罠を作ったり、”鑑定”のスキルでモンスターのレベルなどを調べることもできる。

他のモンスターを倒すことにで得られる経験値によるレベルアップで、”毒耐性”、”麻痺耐性”や”毒牙”などのスキルを手に入れたり、ランクの高い新たな”蜘蛛”の種族へと進化したりとどんどんと成長をしていく。

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(出典:『蜘蛛ですが、なにか?』)

 

蜘蛛の食事

蜘蛛のモンスターも食事をする。

食べるものも人間だった頃の時代とは大きく変わっている。

蜘蛛になってからはかなりの悪食で、同族の蜘蛛を食べることから始まって、カエルや蛇のモンスターと何でも食べてしまう。

味はかなり不味いのだが、それしか食べるものがないので我慢して食事をする。

罠をはって相手を捕獲をしたり、直接戦って倒したりをしながら食料を確保して生き延びていく。

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(出典:『蜘蛛ですが、なにか?』)

 

敵対するモンスターたち

転生先のダンジョンは超巨大で危険な場所。

蜘蛛を始めとして、様々なモンスターが住んでいて、生き延びるためのサバイバルバトルを繰り広げる。

それぞれのモンスターは”毒”や”麻痺”、”石化”などのスキルを持っていて、主人公の蜘蛛を苦しめる。

出会った瞬間にやるかやられるかのバトルが始まる。

ダンジョンでは誰も仲間がいないので、孤独で危険でスリリングな日々を送っていく。

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(出典:『蜘蛛ですが、なにか?』)

 

終わりに

というわけで、『蜘蛛ですが、なにか?』を紹介した。

蜘蛛に転生してしまった女子高生の戦いを描いたファンタジー漫画。

同名小説の『蜘蛛ですが、なにか?』のコミカライズ作品で、漫画版だと絵が綺麗で読みやすいことが良い部分であろう。

一風変わった”転生系”漫画を読んでみたい人にはおすすめの作品である。

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(出典:『蜘蛛ですが、なにか?』)

 

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