
高校生男女の普通の恋愛を描いてある...かと思いきや、唯一違うのはヒロインの鹿井なつきが「ろくろ首」であること。
「ろくろ首」は首が長く伸びる妖怪。
妖怪が当たり前のように人間界に溶け込んでいる世界観で話は進んで行く。
ろくろ首だから人間に馴染めずに...などは特になく、ただ普通の男女の片方の首が伸びるだけといった雰囲気で誰もそのことを気にしていない。
ちょっと変わった設定で甘酸っぱい青春を見ることができる恋愛漫画となっている。
(出典:『彼女はろくろ首』)
「彼女はろくろ首」のここが面白い
鹿井なつき・高校1年生
鹿井なつきは女子高生で”ろくろ首”。
朝起きるのが苦手で授業中も寝ていたりする。女子高生らしく好きな人もいる。
ろくろ首なので首が自由自在に伸びるのだが、このことは特に隠しておらず、学校でも道端でも平気で首を伸ばしている。
妖怪が当たり前のように日常生活を送っている世界で、なつきは暮らしている。
(出典:『彼女はろくろ首』)
幼なじみの一樹
一樹はマンションの隣の部屋に住んでいるなつきの幼なじみ。
普通の人間で、クラスも同じで一緒に登校したりと仲良くしている。
なつきの好きな人はこの一樹だが、一樹はそれに気づいている様子はない。
一樹はなつきのことを幼なじみだと思い、様々な形でスキンシップをとっていくのだが、なつきはいつもそれらに翻弄されている。
(出典:『彼女はろくろ首』)
なつきの豊かな表情の数々
『彼女はろくろ首』はそこまで大きな事件も起きずに、日常が描かれる日常系の漫画で、その中でなつきと一樹の恋愛がメインとなっている。
なつきは一樹の様々な行動や言動に振り回されていくのだが、そのときのなつきの表情が多彩で魅力的。
笑って、泣いて、怖がったり、照れたりとしながら豊かな表情を見せてくれる。
あらゆるシーンでもなつきの”表情”にも要注目。
(出典:『彼女はろくろ首』)
終わりに
普通の男子高校生と「ろくろ首」の女子高生の恋愛を描いた『彼女はろくろ首』。
一樹に翻弄される、ろくろ首のなつきの豊かな表情が楽しめる。
なつき以外にも妖怪たちは登場してきて、彼女らもストーリーに様々な形で関わってくる。
日常系の漫画なのでそこまで大きな事件は起きないのだが、なんだかクセになってしまう面白さがある。
ちょっと変わった”恋愛漫画”を読んでみたい人にはおすすめの作品となっている。
(出典:『彼女はろくろ首』)
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