
高校生の白馬王子は、最近友達の”男”がなんだか気になって仕方がない。
このドキドキ、まさか”恋”なのか?...いや、俺は普通に”女”が好きなはずだ!
白馬が、ときめきを感じる相手の新堂玲。
自分のことを「僕」と呼び、とある事情から男子高校生の制服をきているのだが、実は”女”であった。
白馬はきちんと”女”に恋をしていたのだ。
この二人は、友達でありながらもすれ違い続ける。
白馬と新堂以外にも、ちょっぴりワケありな男女の、だいぶややこしい恋愛模様が描かれる。
彼らの恋は、とんでもない方向へと暴走していく。
全3巻で完結済みのラブコメ漫画である。
(出典:『僕はお姫様になれない』)
「僕はお姫様になれない」のここが面白い
「白馬王子」と「新堂玲」の場合
新堂玲は女子高生なのに男の制服を着ている。
新堂の家は、両親がおらずにかなりの貧乏なので兄の制服をお下がりとして着ていたのだ。
ゆえに、周りの人たちは新堂のことを男だと思ってしまっている。
そして、白馬王子はそんな新堂に恋をしてしまった。
白馬は”男”にときめいてしまうことに悩み、新堂は白馬が自分のことを”女”だと思ってもらえないことで悩むことになる。
(出典:『僕はお姫様になれない』)
「新堂玲」と「白雪姫」の場合
白雪姫(つくもゆき)はヤンキーの女子高生で7人の子分を引き連れている。
そんな白は、男装女子の新堂に一目惚れしてしまった。
白は子分を使ってなんとか新堂と仲良くなろうとするのだが、いつもその行動が裏目に出てしまう。
白の妄想や暴走っぷりが面白い。
(出典:『僕はお姫様になれない』)
「白馬王子」と「新堂玲良」の場合
新堂が男の格好をしていることを彼女の兄は憂いている。
そこで、兄は新堂に女の格好をさせようと画策する。
そして、新堂はこの姿で外にでたら、偶然白馬に会ってしまうことに。
だが、白馬はこの新堂のことを全く新堂だと認識していない。
しょうがないので新堂は、「新堂玲」が女の格好をした姿を「新堂玲良」という別人として白馬に接することにする。
しかし、この決断もまた様々な事件を引き起こすきっかけになっていしまう。
(出典:『僕はお姫様になれない』)
終わりに
少し変わった人たちの様々な恋愛模様を描いた漫画『僕はお姫様になれない』 。
今回紹介した以外にも色々な人物が登場するのだが、皆がワケありでキャラが立っている。
彼らがそれぞれ、”恋愛”に関するトラブルを巻き起こす。
全3巻で完結済み。
スカッとした笑いありのラブコメ漫画となっている。
(出典:『僕はお姫様になれない』)
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