クラスメイトの真城最高と、高木秋人はコンビを組んで漫画家になることに決めた。
目指すは日本一売れている漫画雑誌、「週刊少年ジャンプ」のトップクラスの漫画家である。
さらに、自分たちの漫画をアニメ化することを条件にプロポーズまでしてしまった。
”日本一”の漫画を目指していく2人の姿を描いた青春熱血漫画となっている。
「バクマン。」にはここぞというときに、かっこいいい台詞、泣ける台詞が数多く登場する。
そんな「バクマン。」の名言・名シーン・名セリフをまとめてみた。
心に響く言葉の数々を見ることができる。
それでは、どうぞ。
「バクマン。」名言・名シーンランキング
15位 高木秋人
お...おまえ このままダラダラリーマンになるんだ
おまえの人生それでいいんだ
早く始めた方が得なんだって みんな決められず ずるずる生きちゃってるんだって
真剣に考えてみろ このままでいいのか
俺とおまえなら絶対できる
クラスメイトの真城最高の絵のうまさを知った高木は、自分と組んで漫画家になってほしいと誘った。
しかし、真城はその誘いを”面倒臭い”と断ってしまう。
そんな真城に対する高木のアツイ想いがこもったのがこのセリフである。
2人が漫画家として歩み始めるきっかけのシーンである。
14位 服部哲
面白くない
個人的にだが面白くない
さっきも言ったが「ナチュラル」は面白い 君達の手本になる
そして 初めて君達の原稿を見た時...5年前から才能があると信じている それも嘘じゃない
新妻エイジを抜けると思っている
”亜城木夢叶”の初代担当の服部哲は、現在の連載作である「タント」に対して不満をもっていた。
この連載が”つまらない”と断言する。
しかし、それは”亜城木夢叶”ならもっと面白い漫画が描けると思っているから出てきた言葉でもある。
ジャンプのトップクラスの漫画家である新妻エイジを抜けると信じている。
そんな、服部哲の亜城木夢叶”に対する想いが爆発したシーンとなっている。
13位 亜豆美保
真城くん 大丈夫って言ってる
高木くんだって どんな事になっても描かせる覚悟で原稿持って来たんでしょ
このくらいで止めようとするなら持ってこないで 何が「男だから」よ
ま...真城くん こんなに頑張って描いてるんじゃない
真城くん 頑張ろ
真城くんなら休まず描ける
私は真城くんを信じる
2人の夢を叶えて
真城は病気で倒れて入院することになってしまった。
しかし、それでも真城は病院で原稿を描き続けて連載を続けようとしていた。
そんな真城をみて高木は思わず原稿を描くのを止めてしまった。
その際に亜豆が言ったセリフである。
辛いときだからこそ恋人を支える、亜豆の気持ちが現れた言葉となっている。
12位 集英社取締役・鳥嶋
うむ 皆 そう思ってやっているはずだ
可能性は0じゃないと考えるより 可能性は無限にあると考える
実現したらいいと考えているのではなく行動し実現させる
なんかの映画でそう言ってたぞ
少年ジャンプの新年会で、集英社取締役・鳥嶋は真城たちと言葉を交わした。
鳥嶋は、真城のおじである川口たろうがジャンプで連載していた頃の編集長でもあった。
そんな鳥嶋に対して真城は「ジャンプで1位をとる」と宣言をする。
その際の鳥嶋のセリフがこれである。
最後に鳥嶋のお茶目さもでた言葉となっている。
11位 福田真太
無理だ!
男が一度口にしたんだ曲げられねー
大体 俺は本当の事しか言ってない 嘘を言えっていうそっちがおかしいだろ
俺だって大人だよ
俺がまともな大人で雄二郎さん達が腐った大人だろ
福田真太は、ラジオの生放送で亜豆と真城が交際をしていると言ってしまった。
このことをジャンプ編集部は問題視して、福田に対して発言の訂正と謝罪を求めた。
その要請を福田は即答で断る。
福田の男らしさが滲み出たシーンとなっている。
10位 吉田幸司
いいか 平丸くん よく聞け!
いや 聞いてくれ!今から言うことは嘘偽りない僕の本当の気持ちだ
君は2〜3年に1人の逸材なんだ!
君は仕事が嫌い そうだな...
できればもう一生... そうだな
働きたくない 描きたくないと仕方なく描いたマンガが面白い!!
天才だ! そんな先生は他にいない
面白いものを描こうとしてないのに いやいややっつけでてきとーに描いているのに面白い!
僕はその才能に惚れたんだ
ジャンプ編集部の吉田幸司は漫画家・平丸の担当である。
仕事ができる男で、今までも数々の人気作を生み出してきた。
彼は、平丸の才能に惚れ込んでいて、仕事をするのが嫌だ嫌だと言う平丸に対して、あの手この手で漫画を描かせている。
それども休みたがる平丸に対して、渾身の想いをぶつける。
吉田の編集者としての想いがふんだんに詰まった言葉となっている。
9位 川口たろう(真城信弘)
恋愛の賭けには負けたって感じだな
でも 俺が頑張れたのは彼女がいたからだし
今でも諦めずマンガやってるのは彼女がどこかで見てくれてる そう思うからかな
サラリーマンは結果出しても伝わらないだろ
真城のおじである川口たろうには、好きな相手がいた。
しかし、告白をすることができずに彼女は他の人と結婚をしてしまう。
川口たろうは、”恋愛”の勝負には負けてしまった。
それでも彼は、彼女に届くかもしれないと信じて漫画家を続けていた。
そんな川口たろうの生き様が見えるセリフとなっている。
8位 真城父(真城昌弘)
やらせろ
男には男の夢がある 女にはわからない
真城家のルールでは何か頼みごとや相談事があれば母に言い、それが父に伝わって最終判断が下される。
最高は「漫画家になりたい」ことを母経由で父に伝えた。
両親に反対をされたとしても漫画家になるつもりだった。
そんな最高に対する父親の返事がこのセリフである。
作中にはセリフでしか登場をしてこない真城父の息子を応援するかっこいいシーンである。
7位 亜豆美保
夢を持ちそれに向かって頑張っている人...
今 夢を探している人...... 私はその人達を応援したい
私はマンガ家 亜城木夢叶 作画担当の真城最高さんと交際してます
真城最高さんを愛してます
まだ私が声優デビューする前 彼がマンガ家としてデビューする前
中学3年の時です 約束しました
いつか彼が描くマンガがアニメになり そのヒロイン役を私がやる
その夢が叶ったら結婚する
それが彼と私がずっと持ち続けてきた 夢です
人気漫画家・真城と売れっ子声優の亜豆の交際が世間に伝わってしまった。
亜豆は事務所の社長から、声優を続けるためにもラジオの生放送で交際を否定しろと言われてた。
そしてラジオの放送が始まり、亜豆が言いだしたのがこのセリフである。
亜豆は真城との交際を宣言した。
亜豆の真城への”愛”が伝わってくるシーンとなっている。
6位 新妻エイジ
あ! 上京するにあたって僕から条件があるんですケド...
もし僕がジャンプで一番の作家になったら 僕が嫌いなマンガをひとつ終わらせる権限をください
青森県に住んでいる新妻エイジが上京するにあたって、ジャンプの編集長はエイジの実家へと挨拶へ行った。
そんな編集長に対して、エイジはとんでもない”条件”をだす。
エイジの”生意気さ”が前面にでたセリフとなっている。
そして、この言葉がこの先、新たな展開を生み出していくことになる。
5位 真城最高
香耶ちゃんには感謝してるから......
握手してほしい
香耶ちゃん いつか言おうと思ってたけど 今がその時だと思う
香耶ちゃんがつけてくれた...... ”亜城木夢叶”っていうペンネームにずっと励まされてきた
ありがとう............
ペンネーム”亜城木夢叶”の名付けの親は高木香耶(見吉香耶)である。
”亜城木夢叶”の夢が叶ったとき、真城はずっと”亜城木夢叶”を支え続けてくれた香耶に感謝の気持ちを伝える。
縁の下の力持ちだった香耶に対して、真城が思い続けてきたことである。
その瞬間がこのときのシーンである。
4位 亜城木夢叶&新妻エイジ
「ZOMBI☆GUN」を300万部にして待ってます
次の作品は350万部売れる作品にしてみせます
「REVERSI」の連載が終了して、ジャンプ編集長に挨拶をしにきた真城と高木は新妻エイジとすれ違った。
長くライバル関係で競い合ったきたが、両者の間に長い言葉は必要なかった。
すれ違いざまに両者が交わした言葉がこれである。
今後もライバル関係が続いていくことを予感させるようなセリフとなっている。
3位 真城最高
お おじさん... 川口たろうは言ってました
連載するまでは「うぬぼれ」「努力」「運」
連載を勝ち獲ってからは...
「体力」「精神力」最後は「根性」
連載中に病気で倒れてしまった真城だが、無事に退院をした。
連載再開のお願いをするためにジャンプ編集部へと挨拶へ言ったとき、その場でかつて川口たろうが言っていた言葉を編集長へと伝える。
川口たろうの漫画家としての生き様が現れたセリフとなっている。
2位 真城最高&亜豆美保
私 絶対声優になって 真城くん達のアニメにでる 素敵
だからその夢が叶ったら 結婚してください
真城と高木は亜豆家に「漫画家になる」ことを告白しにきた。
そのことを伝えると亜豆は大喜びをしてくれた。
そんな亜豆を見ていた真城は高ぶって思わずプロポーズをしてしまう。
”亜城木夢叶”の夢が始まったシーンとなっている。
1位 真城最高&亜豆美保
亜豆さん 僕たちのマンガがアニメになって そのヒロインを亜豆さんがやる!
その夢が叶ったから 結婚してください!!!
もうひとつの約束...... 覚えてる?
これからはずっと隣にいられるね
夢を叶えた真城は亜豆のことを迎えにいった。
2人の夢が始まった場所で、改めてプロポーズをする。
”亜城木夢叶”の夢が叶った「バクマン。」のラストシーンとなっている。
まとめ
というわけで、個人的にお気に入りな『バクマン。』の名言をまとめてみた。
漫画家を目指す2人の青春、恋愛模様が描かれていて、泣けるシーンや感動シーンの多い作品である。
これ以外にもこの漫画には数々の名場面・名シーン・名言が存在する。
このリストをきっかけにぜひ、読んでみてください。
漫画の「名言」に関する記事はこちら