「 人生のためになる本」は数多く存在をしている。
時間管理の技術、コミュニケーション能力、いい文章の書き方、マネジメント能力などの実用的な本から哲学・考え方など生き方や人生に関する本など、得られる力は本によって様々である。
そんな、”人生のためになる本”の中でおすすめの面白い本をまとめてみた。
ビジネス本を中心にして、社会人、サラリーマン、主婦、大学生、経営者・社長などすべての人にとって勉強になる、ためになる本ばかりとなっている。
海外の有名書籍の翻訳本、人気の書籍、話題の本、ベストセラーなどを数多く含んでいる。
それでは、どうぞ。
- おすすめの”ためになる本”を紹介する
- 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
- 自分を不幸にしない13の習慣
- これからの「正義」の話をしよう
- 【期間限定無料】インターネットビジネスマニフェスト
- 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
- 夢をかなえるゾウ
- 【期間限定無料】ダン・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門
- 僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。―東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦―
- 嘘つきアーニャの真っ赤な真実
- HARD THINGS
- 人生を変える80対20の法則
- NASAより宇宙に近い町工場
- ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか
- ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験
- 奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録
- ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
- お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方
- 本棚にもルールがある---ズバ抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか
- 社長失格
- 99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方
- あなたの脳のしつけ方
- 人を動かす
- 辞書を編む
- Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学
- マネー・ボール
- 天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。
- ポジティブ・チェンジ
- チーズはどこへ消えた?
- 仕事は楽しいかね?
- 生き方―人間として一番大切なこと
- シンプルに考える
- それをお金で買いますか 市場主義の限界
- 人を操る禁断の文章術
- ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!
- 失敗学のすすめ
- 直感力
- スティーブ・ジョブズ
- ルールを変える思考法
- 佐藤可士和の超整理術
- さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学
- たかが英語!
- 企業参謀 戦略的思考とは何か
- 渋谷ではたらく社長の告白
- フェイスブック 若き天才の野望
- バカの壁
- 実戦マーケティング戦略
- USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
- プロフェッショナルマネジャー ~58四半期連続増益の男〜
- 獄中記
- 世にも奇妙なマラソン大会
- 道をひらく
- 9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方
- このムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ
- 僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.
- 終わりに
おすすめの”ためになる本”を紹介する
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである。
世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。
そんな彼が提唱した心理学こそが「アドラー心理学」である。
「アドラー心理学」は、我々が考えている”人間”や”自分”に関する”常識”とは全く違うことを言う。
過去の失敗や嫌な経験による「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言する。
そして、そんな人間関係の悩みを解消するためには、どんな気持ちで生きていけばいいのかを教えてくれる。
「嫌われる勇気」こそが大切なのだ。
そんなアドラー心理学を一人の悩める青年とその悩みを聞く、アドラー心理学を知り尽くした哲人による会話形式で学ぶことができるのがこの本である。
”自分”や”人間”のことを正しく理解し、明るく楽しく生きるために必要なことが全て詰まった一冊となっている。
今までの常識が破壊される衝撃を味わえること間違いない。
自分を不幸にしない13の習慣
「なんとか自分を変えたい」と思っても、いつもうまく行かない人
そんな人への、自分を不幸にしない「13の習慣」が書かれてるのがこの本である。
もしあなたが、
- 人前に出たり、知らない人と話すとき緊張する
- 少しも前に進んでいないと感じている
- 実はもっと稼ぎたいけど、稼ぐことに罪悪感がある
- 他人にどう思われているかが気になって行動できない
- 他人の間違いが許せず、すぐイライラしてしまう
と言う様な事で悩んでいるなら、この書籍が役にたつかも知れない。
人間は自分で作り上げたセルフイメージ(自分が思っている自分)どおりに行動するようにようになっている。
セルフイメージを変えない限り、あなたがこれらの悩みから解放される事はない。
そんな、セルフイメージを変えて「自分を不幸」にしない方法が書かれた本である。
価格 今なら特別価格
これからの「正義」の話をしよう
1人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか?
哲学は、机上の空論では断じてない。
金融危機、経済格差、テロ、戦後補償といった、現代世界を覆う無数の困難の奥には、つねにこうした哲学・倫理の問題が潜んでいる。
この問題に向き合うことなしには、よい社会をつくり、そこで生きることはできない。
古今の哲学者たちは、これらにどう取り組んだのだろう。
彼らの考えや哲学を吟味することで、新しく見えてくるものがある。
”現代社会の問題”や”自分の生き方”を考えさせられる哲学の本である。
【期間限定無料】インターネットビジネスマニフェスト
成功の秘訣は、ビジネスの「仕組み化」にある。
やるべきこと、やりたいことが多すぎて全然手が回らない。
苦手な仕事は時間かかるくせにうまくできない。
他人に任せたり、外注したとしても、結局そこを「管理」するという新たな仕事が発生してしまう...。
人生や仕事での成功者たち。
自らが望む売上、利益、そして年収を安定的に得続けているビジネスマンや経営者は、 お金に直接つながる超生産的な時間にのみ集中している。
彼らがやっているのは、 自分がいなくてもビジネスが回るように「ビジネスを仕組み化」することである。
この「仕組み化」が、ビジネスで成功を掴み取る鍵となる。
では、自分のビジネスにはどんなプロセスがあって、どこをどうすれば「仕組み化」できるのか?
そんなビジネスの「仕組み化」について徹底的に分析した本がこの「インタネットビジネスマニュフェスト」である。
この本の「マニュフェスト」によって、成功を確実に手にすることができるはずである。
価格 ¥2,980(税抜)→今なら無料
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである。
世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。
そんな彼が提唱した心理学こそが「アドラー心理学」である。
「アドラー心理学」は、我々が考えている”人間”や”自分”に関する”常識”とは全く違うことを言う。
過去の失敗や嫌な経験による「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言する。
そして、そんな人間関係の悩みを解消するためには、どんな気持ちで生きていけばいいのかを教えてくれる。
「嫌われる勇気」こそが大切なのだ。
そんなアドラー心理学を一人の悩める青年とその悩みを聞く、アドラー心理学を知り尽くした哲人による会話形式で学ぶことができるのがこの本である。
”自分”や”人間”のことを正しく理解し、明るく楽しく生きるために必要なことが全て詰まった一冊となっている。
今までの常識が破壊される衝撃を味わえること間違いない。
夢をかなえるゾウ
「人生を変えよう」と思っているけど、何も変えられない普通のサラリーマンがいた。
そこへある日突然、ガネーシャというゾウの姿をした神様が現れた。
何をするのかと思いきや、主人公の家にニートとして住みつき、ゲームをしては寝るだけの怠惰極まりない生活をしているだけのガネーシャ。
そんなガネーシャが、「今からワシが出す簡単な課題さえこなしていけば、お前は確実に成功する」と自信満々に言い放つ。
半信半疑になりながらも、このサラリーマンはガネーシャの出す課題をこなし始めた。
人生やビジネスの世界での成功を掴むための方法が「ガネーシャ」の言葉を通して語られている一冊。
「コンビニでおつりを募金する」「食事を腹八分目におさえる」「その日頑張れた自分をホメる」などの課題が、主人公や読者に与えられる。
ガネーシャから与えられる「課題」をこなしていけば、人生を変えるためのヒントが必ず見つかるはずである。
物語形式の話となっているので、非常に読みやすくて「ためになる本」となっている。
【期間限定無料】ダン・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門
どうすれば、他とは違う方法で新規客を集客することができるのか?
そのことがこの本で語られているメインテーマである。
様々な場所で語られているような、普通のマーケティング手法ではない決してない。
- フェイスブックやユーチューブ、ブログなどを使う方法ではない
- 今流行っているスマートフォンを使う方法でもない
- ホームページを作ると言ったインターネットやパソコンを使う方法でもない
同業者に嫌われるほど新規客を集客できる成功事例集が詰まった一冊である。
アメリカを代表するコンサルタントとして、156種類の業種のビジネスに直接協力し成長させてた著者のダン・ケネディ。
毎年100万人以上の中小企業、大企業のビジネスオーナーや起業家に影響を与え、世界一多くの億万長者を輩出して来た。
世界中で学ばれているダン・ケメディ流のマーケティング手法が詰まった本となっている。
この本に書かれているマーケティング手法を使えば、あなたのビジネスも一段階進化するはずである。
価格 ¥3,800(税抜)→今なら無料
僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。―東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦―
「ミドリムシ(学名ユーグレナ)」。
動物と植物の両方の特徴を併せ持つ「ハイブリッド」な微生物。
この微生物には、「食糧・栄養問題」「地球温暖化問題」そして「エネルギー問題」という世界を悩ませる大問題を一気に解決する可能性が秘められていた。
「ミドリムシ」、59種類もの栄養素を生み出し、 光合成により二酸化炭素を吸収し、 しかも「バイオ燃料」を取り出すことがでくる。
そんなミドリムシの大量培養を世界で初めて確立したのが、 東大発のバイオベンチャー企業「ユーグレナ」である。
創業者本人により、起業までの7年間と、起業してからの7年間の波乱万丈な企業ストーリーが語られている。
この夢の素材にどのようにしてたどり着いたのか?ミドリムシが持っている可能性は?
世界を変えるかもしれない物語が描かれているノンフィクションの本である。
嘘つきアーニャの真っ赤な真実
だれも生まれる国は選べない。
日本人で小学4年生のマリは親の仕事の都合で、プラハのソビエト学校で教育を受けることになる。
そこで、マリは50カ国以上の同級生と個性的な教師に囲まれた刺激的な学校生活を送った。
男の見極め方を教えてくれるのは、ギリシャ人のリッツァ。ルーマニア人のアーニャは、どうしようもない嘘つきのまま皆に愛されていて、クラス1の優等生はユーゴスラビア人のヤスミンカである。
それから大人になって30年後、激動の東欧の中で音信の途絶えた友人たちを訪ねあてたマリ。
だが、彼女が知ってしまったのは平和な日本ではありえない「真実」だった。
米原万里による幼い頃の自分や東欧の日々を描いたノンフィクションである。
HARD THINGS
シリコンバレーで一番注目されるベンチャーキャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツの創業者のベン・ホロウィッツ。
彼は、クラウド企業のラウドクラウド社やオプスウェアのCEOを務めた。
起業家時代のホロウィッツには、これでもかというほどの困難が次々と襲った。
ドットコム不況が襲い、顧客が次々に倒産し、資金がショート。
打開策を見つけて新規上場を目指すも、 投資家へのロードショウ中には妻の呼吸が止まる。
上場してもパーティさえ開けないような状況でITバブルが弾け、株価は35セントまで急落。
最大顧客の倒産、売上9割を占める顧客が解約を言い渡され、3度にわたって社員レイオフに踏み切らざるを得ない状況に。
しかし最終的には、困難を切り抜け続けて、1700億円超で会社を売却するという大成功を収めた。
壮絶すぎる実体験を通して、ベン・ホロウィッツが得た教訓とは何なのか?
リーダーへ、そしてゼロから何かを生み出そうともがき苦しむ人へ、著者がシンプルで説得力のあるアドバイスを贈る本となっている。
人生を変える80対20の法則
投入と産出、原因と結果、努力と報酬の間には、どうにもできない不均衡があり、その不均衡の割合はおおよそ「80対20」となっている。
この法則は「パレードの法則」と呼ばれて、世界のありとあらゆる事象に当てはまる。
ビジネスの世界では、売り上げの80%を占めているのは、20%の製品、20%の顧客である。利益でもこの比率は変わらない。
社会で見ると、犯罪の80%を20%の犯罪者が占めている。
交通事故の80%を20%のドライバーが占め、離婚件数の80%を繰り返し何度も離婚する20%の人が占め、教育上の資格の80%を20%の人たちが占めている。
考え方を変えると、20%の原因に80%の結果が集中するのなら、この20%の原因にさえ集中して資産や努力を投入すれば、成功を掴み取る近道となる。
この本は、「80対20の法則」をビジネスや人生に応用する方法が書かれている本となっている。
NASAより宇宙に近い町工場
誰もが一度は憧れる宇宙。
だが、簡単にいくことはできずに、多くの人がその憧れを抱いたままで死んでいく。
そんな宇宙に挑む一つの町工場があった。
北海道赤平市という小さな町で小さな工場を営みつつ、宇宙ロケット開発に情熱を注ぐ著者により「宇宙」への大冒険が描かれたのがこの本である。
本業もロケット開発も成功させている著者が自らの経験を元に、「夢を持つこと」「あきらめないこと」の大切さが語られている。
宇宙への「ワクワク感」の詰まったノンフィクション本となっている。
ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか
「もし本気で長期的な人類の発展を望むなら、ただの140 文字や“永遠の15 分” を超えた未来について考えなければならない。
ZERO to ONE はシリコンバレーを教科書に、難題を克服してこれまで存在し得なかった偉大な物事を築きあげるための本だ」
シリコンバレーでは、アップルやフェイスブックといった大成功したベンチャー企業の名前がすぐに思い浮かぶが、数多のスタートアップが起業しては消えていく世界でもある。
そんな中、次々と成功する企業を立ち上げる起業家集団がある。
彼らはいかにしてベンチャー企業を成功させ続けてきたのか?
「ゼロ」から「イチ」を生み出す秘訣が書かれたビジネス本となっている。
ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験
日本で10年ぶりとなる宇宙飛行士の募集がJAXAで行われることになった。
あらゆる職業の中で世界トップクラスで難しいと言われる宇宙飛行士選抜試験。
応募総数はとんでもない数となり、選抜試験自体も最難関で熾烈を極めるものとなった。
この本は、そんな宇宙飛行士選抜試験に密着し、その内容を取材した実録によって書かれたものである。
候補者10人に絞られた最終試験では、閉鎖環境の中で共同生活を行うことになる。
特殊な環境下で、彼らは何を考えて、語り、行動をしたのか。
命がけで宇宙に挑む宇宙飛行士という職業とその候補者たちの素顔が白昼の元にさらされたドキュメントとなっている。
奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録
絶対に不可能といわれてきたリンゴの無農薬栽培を成し遂げた男がいた。
彼の名は、「木村秋則」。青森県でリンゴ栽培を営んでいる。
そんな彼が、あるときにリンゴの無農薬栽培をすることを思いつき、挑戦を始めた。
しかし、そのことで彼は長い期間の極貧生活を送ることになり、地域で孤立してしまう。
なぜ、「無農薬リンゴ」を作ろうと考えて、どんなに辛い思いをしても諦めずにやり遂げることができたのか?
一人の男の過酷な挑戦が書かれたノンフィクションとなっている。
ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
誰もが最初は「ゼロ」からスタートする。
失敗しても、またゼロに戻るだけだ。
決してマイナスにはならない。
だから、一歩を踏み出すことを恐れず、前へ進もう。
一時は、時価総額1兆円に迫る勢の巨大企業・ライブドアを創り上げた堀江貴文。
彼は突然の逮捕で金・会社・仲間、全てを失ってしまった。
しかし、彼は人生に全く「絶望」をしていない。
なぜ、彼は希望を持ち続けることができるのだろうか?
それは、ただ人生が「ゼロ」に戻っただけだからだ。決してマイナスではない。
ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏がはじめて素直に、ありのままの心で語る「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について書かれた本。
チャレンジにリスクなんてない。
そのことが著者の経験かたひしひしと伝わって来る本となっている。
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方
「金持ちになりたい」 という願いは老若男女、国籍問わず誰もが持っている欲望である。
人は人生において、金に関する多くの悩みを抱えることになり、大多数の人はその悩みを解決することができずに死んでいく。
どうすれば「金持ち」になれるのか?
金持ちになりたいなら絶対に知っておかなければいけないたった1つの方程式が存在する。
この方程式さえ理解しておけばだれでも「金持ち」になるチャンスが生まれてくる。
金持ちになるために必要なたった1つの方程式、3つの変数について語られている、「資産形成の基礎」を抑えることができる本となっている。
本棚にもルールがある---ズバ抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか
スバ抜けて頭がいい人は、本棚にこだわっている。
本棚には、こうしなければいけないというルールがある。
この、本棚のルールを知るだけで、効率良く知識が手に入れることができる。
本棚とは、ズバリ持ち主の脳内を投影している存在だと言っても過言ではない。
本棚にとって重要なのは「本棚の新陳代謝」と「余白があること」。
本棚の中身が入れ替われば、それだけ多くの知識が身に付く。
余白があれば、空いているスペースに将来知っておきたい「知」が入る予定があるということを示している。
この「本棚のルール」を確実にこなしていくことで、あなたの読書量は格段に増えて、読書の質は上がっていく。
そんな、いい読書をするための本棚のルールが解説された本となっている。
社長失格
1つのベンチャー企業が破産宣告を受けて倒産した。
インターネットを使った新サービスで脚光を浴びた、ハイパーネットという企業だ。
最高で売上高約7億円、経常利益約2億円を記録。
大手証券会社や銀行などから融資の申し出が殺到し、米マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長までが面会を求めてきたという"栄光"から、わずか2年足らずの間での転落劇だった。
なぜ、ハイパーネットは挫折したのか。
当事者中の当事者だった「元社長」が倒産の理由を1冊にまとめたが、決して恨みつらみを述べただけの告白本ではない。
著者の体験は、日本ではなかなかベンチャー企業が育たない原因がどこにあるのかを浮き彫りにしている。
ベンチャー企業の失敗から様々なことを学べる本となっている。
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方
「科学とは万能なものである」と多くの人が思い込んできたのだが、実は「そのほとんどが仮説」なのである。
人は、思い込み、常識、前例、先入観、固定観念などに縛られて行動できなくなってしまうもの。
しかし、それらを振り払うには「科学ですら仮説」であるとの考え方が大切なのである。
思い込みや常識に疑いの目を向けるきっかけとなる一冊。
この本を読めば、ものの考え方から世界の見え方まで、全てがカラリと音を立てて変わっていくはずである。
あなたの脳のしつけ方
仕事、恋愛、人間関係、どんなことでもうまくいかない原因は全て「脳」にある。
「脳」は人間の全ての行動を決定する司令塔である。
この「脳」は複雑なようで、実は意外と単純にできている。
こういう行動をして、こう刺激すれば、こう反応するというお決まりのパターンがあるのだ。
このパターンを理解して、自分がしたいように制御さえすれば、仕事を完璧にこなし、異性にモテて、人間関係はうまくきく。
人生を今以上に輝かせるためには、とにかく「脳」の特性を知り尽くすことが重要なのである。
そんな、「脳」の制御方法を現役の脳科学者が語った一冊がこの本である。
「集中力」「記憶力」「判断力」「モテ力」「アイデア力」「努力」「強運力」「愛情力」と誰もが欲している能力の上げ方が書かれている。
「脳」に注目をした自己啓発本となっている。
人を動かす
仕事でも趣味でも、人間が一人でできることなど大したものはない。
成功を手にするためには、部下、上司、友人、恋人、家族などの「人を動かす」ことが必要である。
他人を、自分のやりたいことに対して気持ちよく行動してもらうにはどうすればいいのだろうか?
この本では、そんな「人を動かす」ために必要な方法論が書かれている。
「盗人にも五分の理があることを認める」「重要感を持たせる」「人の立場に身を置く」「誠実な関心を寄せる」「笑顔を忘れない」「心からほめる」など、人を動かす原則、人に好かれる原則、人を説得する原則などが語られている。
他人を動かすためにちょっとしたことを意識するだけでも、その反応は大きく変わってくる。
この本によって意識を変えることで成功への近道になること間違いない。
世界中の人に古くから読み継がれ続けている自己啓発本の名著。
読みさえすれば、この本が古今東西、時間を超えて読み継がれている理由がわかるはずである。
辞書を編む
「右」「愛」「萌え」「キャバクラ」……。
国語辞典を引くと、あらゆる日本語の意味が出てくるのだが、その語釈は辞書によって特徴が違っている。
だが、国語辞書はどのようにして作られているのか?
『三省堂国語辞典』の改訂作業に追われる辞書編纂者が、辞書作りの実際を惜しみなく公開したのがこの本である。
「感動する辞書が作りたい」との熱い気持ちが伝わってくる。
街中での用語採集、語釈をめぐる他辞書との競争など辞書の裏に隠された知られざるエピソードが語られた、国語辞典の魅力が詰まった本となっている。
Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学
「シンプル」は現代ビジネスにおける最強の武器である。
スティーブ・ジョブズのもとでアップルのキャンペーンにたずさわり、「iMac」を命名した伝説のクリエイティブ・ディレクターが初めて明かす、ビジネスとクリエイティブにおける「シンプル」という哲学。
いまや世界一のテクノロジー企業となったアップル躍進の秘密とは?
アップルは「シンプル」の熱狂的信者なのである。
この本では、著者にしか知りえない様々な種類のアップルでのエピソードを題材としながら、「シンプル」という哲学を、核となる10の要素に落としこんで紹介されている。
マーケティングの考え方、イノベーションをいかに生みだすのか、組織の生産性をどう高めるのか、アイデアを実現させる方法、意思決定の仕方、社内や顧問とのコミュニケーションのとりかた。
この本を読んで「シンプル」という武器を手にすることで、この複雑な世界において、アップルのようにクリエイティブな力を発揮することができるはずである。
マネー・ボール
1990年代末、アメリカの野球チームのオークランド・アスレチックスは資金不足から戦力が低下し、成績も沈滞していた。
新任ゼネラルマネジャーのビリー・ビーンは、かつて将来を嘱望されながら夢破れてグラウンドを去った元選手。
彼は、金もなければいい人材もいないチームを強化することに取り組むことになった。
勝利の鍵は”統計”と”データ”にある。
彼は統計データを用いた野球界の常識を覆す手法で球団改革を実行して、チームを強豪へと変えていく。
奇跡の野球がすごすぎるノンフィクション作品となっている。
天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。
この本の著者は、東大法学部を首席で卒業、大学4年間で履修した162単位全てで「優」、大学の教養科目の平均点が99点を超えていた、俗にいう「天才」である。
誰もが彼女を「天才」と呼ぶ。
しかし本人は、この天才扱いに違和感を感じているという。
練習したことがないことを一度でやって見せる能力も、ずば抜けた頭の回転の早さも、誰もが考えないような発想力もないという。
著者は誰よりも、圧倒的な『努力』をしてきた。
在学中に司法試験にも合格しているのだが、司法試験の口述試験の前の2週間の間、睡眠時間は3時間、食事の時間はそれぞれ20分、お風呂の時間も20分、母親と1日10分の電話をすることだけを息抜きとして、残りの19時間30分全てを勉強に注ぎ込んできた。
そのとき、眠気と闘うために冷水を張った洗面器に足を付けて勉強し続けていたら、「蛍の光、窓の雪」の2フレーズばかりを歌う声が聞こえ続けた。
夜中まで聞こえ続けているので、幻聴だと気付いたとのこと。
彼女は、「天才」か、それとも「努力家」か?
この本を読むと「努力」に対する自分の価値観が音を立てて壊れていく。
誰よりも「努力」を続けてきた、著者による「努力論」が語られている自己啓発本である。
ポジティブ・チェンジ
サボりぐせがついている。コツコツと努力ができない。負け癖がついている...。
自分のことが好きになれずに、「何とかして自分を変えたい」と願っている人は数多くいるだろう。
「もっと有能な人間に変わりたい」「このネガティブな性格を何とか変えたい」「とにかく変わりたい。新しい自分になりたい」
自分を変えることは難しいことなのだろうか?
自分を変えるには一体何が必要なのか?
自分を変えるためには、頭も根拠も希望もいらない!
話題で大人気のメンタリストDaiGoによって自分を変える方法が語られた一冊がこの本である。
自分を変えようとして失敗してきた人も多いだろう。
だが、それは人間の体に備わっている現状を維持しようとする性質のせいなのだ。
この性質を乗り越えるためには何をすればいいのか?
この本を読めば、変化の過程自体の楽しさ、ワクワク...といったポジティブな感情に満たされるようになる。
変化の結果、ポジティブな自分になれるというだけではなく、変化の過程がポジティブな時間に変わる「自分を変える」ためのノウハウが詰まった自己啓発本となっている。
チーズはどこへ消えた?
迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。
彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。
チーズは、ただの食べ物ではなく、人生において私たちが追い求めるもののシンボルでもある。
ところがある日、そのチーズが消えた。
ネズミたちは、本能のままにすぐさま新しいチーズを探しに飛び出していく。
ところが小人たちは、チーズが戻って来るかも知れないと無駄な期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。
しかし、やがて一人が新しいチーズを探しに旅立つ決心をした。
小人、ネズミ、チーズを例えとして。人生で成功を掴み取るためにどう行動すればいいかが書かれた本である。
単純なストーリーに託して、状況の変化にいかに対応すべきかを説き、各国でベストセラーとなった名著。
状況変化への対応を説いたビジネス書として、人生のいろいろな局面を象徴した生き方の本として多くの人に読まれて続けている。
人生を変えたいのなら是非とも読むべき自己啓発本となっている。
仕事は楽しいかね?
「仕事は楽しいかね?」
35歳の「私」は偶然出会った老人に、こう聞かれてギクリとしてしまった。
日々の仕事に行き詰まりを感じ、未来に期待感をもてない私に、老人は一晩だけの講義を開始する。
たった一度の人生で成功をつかむためには、何をすればいいのか?
老人の含蓄ある言葉の数々にそのヒントが隠されている。
「人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。一つのくだらないことが”何度も”繰り返されていくのだよ。」
「試してみることに失敗はない。」
「目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしないということだよ。」
「新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。」
老人の言葉は、物事の本質をついた正しい言葉ばかり。
この本に書いてあることを意識して仕事や生活をするか、そうではないかで人生は大きく変わっていくはずだ。
自己啓発本の名著で、世界中で老若男女問わずに長く読み継がれているロングセラーである。
生き方―人間として一番大切なこと
二つの世界的大企業・京セラとKDDIを創業し、JALを再生に導いた日本を代表する「経営のカリスマ」稲葉和夫。
その成功の礎となった「人生哲学」をあますところなく語りつくした一冊がこの本である。
人間が生きている意味、人生の目的はどこにあるのか?
夢をどう描き、どう実現していくか?
人間としてもっとも大切なこととは何か?
禁欲、性欲、権力欲。欲に溺れたり惑わされたりしてしまうのが人間の性である。
人は放っておけば、際限なく財産や地位、名誉を欲しがり、快楽に溺れかねない存在なのだ。
しかし、そんなものは誰しもに平等に訪れる「死」によって失われてしまう。
「人間が生きる意味」は、生まれたときより少しでもましな人間になって、美しく崇高な魂を持って死んでいくためなのだ。
そんな、経営者として偉大な成功を収めた稲葉和夫による、人生や仕事での成功をするのに必要な心の持ちようや習慣について語り尽くされている。
この本は、「究極の人生論」が語られる自己啓発本である。
シンプルに考える
「あれも大事、これも大事」と悩むのではなく「何が本質なのか?」を徹底的に考える。
そして、本当に大切な1%に100%集中する。
シンプルに考えなければ、何も成し遂げることはできない。
日本中の誰もが使っているコミュニケーションアプリ「LINE」。
その「LINE」を生み出したのが元LINE株式会社CEOの”森川亮”である。
「戦わない」「ビジョンはいらない」「計画はいらない」「情報共有はしない」「偉い人はいらない」「モチベーションはあげない」
その斬新でシンプルな発想方法が明らかにされた本である。
”森川亮”の「仕事の流儀」を知ることができる一冊となっている。
それをお金で買いますか 市場主義の限界
「結局のところ市場の問題は、実はわれわれがいかにして共に生きたいかという問題なのだ。」
私たちは、あらゆるものがカネで取引される時代に生きている。
民間会社がカネで戦争を請け負い、臓器が売買され、公共施設の命名権がオークションにかけられる。
市場の論理に照らせば、こうした取引には何の問題もない。
売り手と買い手の両者が合意して、双方がメリットを得ているからだ。
これらの取引によって困っている人は誰もいない。
だが、やはり何かがおかしい。
あるものが「商品」に変わるとき、何か大切なものが失われることがある。
これまで議論されてこなかった、その「何か」こそ、実は私たちがよりよい社会を築くうえで欠かせないものなのではないのか?
私たちの生活と密接に関わる、「市場主義」をめぐる問題に関して、鋭く切った本となっている。
人を操る禁断の文章術
メンタリズムの得意とする「人心掌握」「大衆煽動」のエッセンスを文章に応用し、読み手の心を自在に操る「メンタリズム文章術」。
その文章術の軸となるのは、「読み手の見たい現実を見せてあげる」という、相手の心理を先回りした「想像力を刺激する」書き方のテクニックである。
この本では、DaiGoによる「メンタリズム文章術」が、心理学の見地から裏付けの説明を解説しながら書かれている。
扱うテーマは、セールス、プレゼン、恋愛、依頼など、書き手の腕が求められる幅広いシーンの数々。
人間の感情をゆさぶる7つトリガーと、今すぐ文章にそのまま応用できるテクニックが紹介されている。
本書を読むことで、書くべき内容とその書き方が一目にわかるようになる。
メンタリズムを駆使した、人を思うがままに操る文章術を習得したい人は、ぜひとも読むべき一冊である。
ドキュメント 深海の超巨大イカを追え!
2012年夏、小笠原の海で、10年以上にわたってダイオウイカを追い続けてきた男たちが、奇跡を起こした。
世界初。生きたダイオウイカの姿をカメラに収めた。
誰もなしえなかった撮影を可能にしたのは、いったい何だったのか?
プロデューサー、ディレクター、カメラマン、研究者への膨大な取材で明かされる、撮影までの苦難の道のり。
ダイオウイカをめぐる感動と奇跡のドラマが描かれた本となっている。
失敗学のすすめ
古来から伝わる言葉に「失敗は成功のもと」「失敗は成功の母」という名言がある。
失敗してもそれを反省して欠点を改めていけば、必ず成功に導くことができるという意味を含んだ教訓である。
「失敗」は恥をかいたり、減点の対象となったり、マイナスなものだと捉えられがち。
だが、それは大きな間違いである。
営業企画、イベント企画、デザイン、料理、設計、その他アイデアが必要なあらゆる仕事には「失敗」が必ず必要なのだ。
失敗が必要で分野などない。
しかし、日本の教育では失敗を重視するどころか、「こうすればうまくいく」「失敗しない」ことを学ぶ方法ばかり。
これでは、大成功することからは程遠い。成功するためには「失敗をすること」こそが大切なのだ。
上手に「失敗」を繰り返して、最後に成功を掴み取るためのノウハウが書かれた一冊がこの本である。
「失敗に学ぶことの大切さ」「上手に失敗をする方法」がよくわかる自己啓発本となっている。
直感力
生涯通算獲得タイトル数歴代1位、史上最速での1200勝達成、王座を奪取し三冠。
言わずもしれた日本最強の将棋棋士・羽生善治。
日本人で10人の「天才」を選べと言われたら必ず名前があがってくるであろう。
「直感」「読み」「大局観」。
棋士はこの3つの力を使って対局をこなしていく。
そして数多くの対局をこなして経験を積むにつれ、比重が高くなり、成熟していくもののひとつが「直感力」であるという。
将棋は、ひとつの場面で約八〇通りの可能性がある。それを瞬時に二つ三つに絞り、直感によってひとつの手を選ぶ。
直感は、一秒にも満たないような短時間でも、なぜそれを選んでいるのか?
棋士の「直感力」の秘密を明らかした本となっている。
スティーブ・ジョブズ
IT企業の創業記と創業者の歴史は切っても切り離せない。
Macintosh、iPhoneと革命的なデバイスを開発してきたApple。
この本は、Appleを生み出したスティーブ・ジョブスが全面的に取材に協力してできたスティーブ・ジョブズの生涯が描かれた本となっている。
iPhoneやMacintoshなどの誕生秘話や裏話が明らかにされている。
ジョブスが一度Appleを去ることになり、Appleの経営が傾いてしまい、また戻ってきて会社を立て直すところは素直に凄いなと感じる。
ジョブスの天才性や変人性がひしひしと伝わってきて、この人がいたからこそAppleが生み出されたんだなと思う一冊となっている。
現代を生きた一人の”天才”の姿が描かれている。
ルールを変える思考法
自他ともに認めるゲームオタクの川上量生は、「日本でも数百人程度しか遊んでいなかったというボードゲームを手始めに、ゲーム機やPCの“シミュレーションゲーム”によって思考力や発想が鍛えられた」と語る。
そもそも”思考力”や”発想力”の鍛え方がオリジナリティがある。
そんな彼がビジネスを考えるときに重視するポイントは、「勝てないなら“ルール”を変えればいい」ということ。
実際、その発想から、投稿動画サイトの巨人「YouTube」を後発の「ニコニコ動画」で迎え撃ち、成功させている。
その考え方は、常識はずれ。
川上流の思考法・経営戦略・コンテンツ戦略をまとめた一冊となっている。
佐藤可士和の超整理術
整理術を磨いていくと、仕事を取り巻く環境がみるみる快適になっていく。
環境が良くなれば、仕事の精度も劇的にアップしていく。
デザイナーとして名高い「佐藤可士和」による”整理術”が語られているのがこの本である。
ここで語られている整理術とは、整理のための整理ではなく、快適に生きるための本質的な方法論である。
デスク周りなどの空間から仕事上の問題、人間関係に至るまで、あらゆる場面に応用することができる。
混沌とした社会や時代を相手に、整理を駆使していけば問題解決を容易にすることができる。
整理がうまくいった結果、ヒット商品なども生まれてくる。
整理好きで整理上手の佐藤可士和による「整理論」が語られた一冊となっている。
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学
あの店はいつも客がいないのになぜ潰れないのだろうか?
この本では、日々の生活に転がっている「身近な疑問」から考えることで、会計の重要なエッセンスを学んでいくことができる。
細かい財務諸表は出てこずに、専門用語もそれほど多くないので、気を楽にして読むことができる。
「会計が嫌い」「会計が苦手」「会計を学んでも意味がない」と思っている人でも、この本さえ読めば、きっと会計に対する見方が変わるはずである。
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」「あの店はなぜ潰れないのか?」
そんな疑問が解消される本となっている。
たかが英語!
日本にある日本企業なのに、社内の「英語公用語化」に取り組んでいる”楽天”。
世界企業は英語を話す。
世界企業を目指すなら英語は必須の要件だ。
楽天2年間の実験で確信した、成功のためのマニフェスト「社内では英語が公用語」。
TOEIC750点ないと部課長になれない。
会議や議事録はすべて英語。
点数のベスト5部署、ワースト5部署を発表。
これらの施策の結果、約1年半で全社員のTOEIC平均点は156点アップした。
果たして日本企業での社内英語化は、世界企業への躍進のきっかけとなるのか?
それとも、ただの愚かな施策なのか?
「たかが英語!」と言い切る楽天・三木谷社長による社内英語化について書かれた本となっている。
企業参謀 戦略的思考とは何か
今こそ戦略的思考が必要だ!ここに大前研一の原点がある。
世界が混沌として先行きは不明。「次は”何が”くるのか?」「自分の会社はどこへ向かっていけばいいのか?」何一つとして指針がないカオスな時代が到来している。
経営にもビジネスにも手本と解答がない今、成功を導き出すプロセスは自ら考えだす必要に迫られている。
そのための最善解を導き出す「戦略的思考」はビジネスパーソンが身につけておかねばならない必須要件である。
常に時代をリードしてきた大前研一の発想法、思考法の原点がつまった戦略的頭脳養成バイブルが、この『企業参謀』である。
少し古い本だが、未だに読み継がれている名著で、その内容は現在にも通じ、全く色あせていない。
ビジネスパーソンとして、一段階レベルアップするヒントが散りばめられた本となっている。
渋谷ではたらく社長の告白
21世紀を代表する会社を作りたい。
「アメーバブログ」などのサービスが有名なインターネット広告代理店で、今では大きな会社となったCyberAgent(サイバーエージェント)。そして、その会社の創業者で社長の藤田晋さん。
26歳で上場を果たすなどの輝かしい経歴を持つ。
しかし、苦難の日々はここから始まる。
だが、現在のサイバーエージェントの栄光を手にするまでの道のりは険しいものだった。
創業期の苦労、ITバブルの崩壊、会社を売り渡す危機など様々な困難が書かれた半生記で、起業までの道のりや、その後の苦悩を率直に振り返られた本となっている。
諦めずに戦い続ける大切さなどが伝わってくる本となっている。
フェイスブック 若き天才の野望
世界一のSNSのFacebook。
Facebookの創業記を聞くとその桁違いの成長速度に驚くことになる。
ここまで恐ろしい速度で成長を遂げた企業は他にはない。
そして、創業者で数年前までただの学生だったマーク・ザッカーバーグの周りにも優秀な人材や投資家が引き寄せられていき、Facebookの成長を手助けしていく。
IT企業の創業記や成長物語を聞くと、どの企業も奇跡としか思えないような偶然に支えられているような気がしてならないがFacebookもまたその例外ではない。
次々とくる買収や仲間との決別を乗り越えてきたからこその、今の「Facebook」がある。
アメリカのITベンチャー企業の戦いの日々を見ることができる一冊となっている。
バカの壁
イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人は、なぜ話が通じないのか?
人間誰でも「話せばわかる」 なんて大間違いである。
話が通じない者同士の間には、決して超えることのできない「バカの壁」が立ちはだかっている。
私たちの周りには、様々な「壁」がある。
この「壁」のことを知るだけで、気が楽になり、世界の見え方が変わってくる。
人が人生でぶつかる諸問題について、「共同体」「無意識」「身体」「個性」「脳」など、多様な角度から考えるヒントになる一冊である。
実戦マーケティング戦略
マーケティング戦略はアメリカ発のビジネス上のテクニックで、米国の経営学者が編み出してきた戦略立案法である。
これらはそのままでも十分に役立つのだが、”日本流”にチューニングすればさらに力を増していく。
そんな日本でのビジネスにより特化した「日本流マーケティング」の手法が詰まっているのがこの本である。
米国MBAで経営戦略の基本を身につけ、多くの企業のマーケティング課題を解決している実戦派マーケターの著者が開発した5つの「戦略ピラミッド」を使えば、マーケティングにおけるあらゆる問題を解決することができる。
ところどころに図も散りばめられていて、わかりやすく解説をされている。
大企業、中小企業などあらゆる規模の会社で使うことができる、日本流にアレンジされたマーケティング手法の数々を学びたい人にはおすすめの一冊となっている。
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
お金がないならアイデアを振り絞れ。
後ろ向きコースター、ゾンビの大量放出、絶対生還できないアトラクション、数々の斬新なアイデアによって経営不振だったUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)をV字回復させた著者。
著者はよく「アイデアマン」と言われるが、当人は決して「クリエイティブ」な人間ではなく、むしろ論理や数字で物事を考える人だと言う。
そんな人間がいったいどのようにして斬新なアイデアを思いつく続けてきたのか?
その方法が包み隠さずに語られ尽くしている。
ビジネス、学業、生活、人生。アイデアが全く必要でないことなんて何ひとつとしてない。
お金がなくても、コネがなくても「アイデア」だけは誰の頭の中にも眠っている。
しかし、誰もそれに気づいていないだけなのである。
そんな「アイデア」を振り絞る方法論が書かれた自己啓発本となっている。
プロフェッショナルマネジャー ~58四半期連続増益の男〜
アメリカのコングロマリット(巨大多国籍企業)ITTのCEOとして14年半も増益を続けた 「経営の鬼神」ハロルド・ジェニーンの経営回顧録。
経営者にとって、様々な勉強となる方法論の数々が書かれている。
「本を読む時は、はじめから終わりへと読む。ビジネスの経営はそれとは逆だ」
終わりから始めて、そこへ到達するためにできる限りのことをするのだ。
「どの会社にも2つの組織がある」
そのひとつは組織図に書きあらわすことができる公式のもの。
そしてもうひとつは、会社に所属する男女の、日常の、血のかよった関係である。
「数字が強いる苦行は自由への過程である」
数字自体は何を成すべきかを教えてはくれない。
企業の経営において肝要なのは、そうした数字の背後で起こっていることを突きとめることだ。
このように、経営者にとって今すぐに使える数々の名言が書かれた本となっている。
獄中記
微罪容疑によって逮捕、接見禁止のまま512日間勾留された一人の外交官。
あらゆる自由を制限された中で、彼は何を考えたのか?
獄中で記された62冊のノートを元に、とある男の獄中生活の描かれたノンフィクションがこの本である。
男は、全てを失った後も職責や愛国心を忘れてはいなかった。
現代日本で本当にあった逮捕された外交官による「苦悩と戦いの日々」を見ることができる迫力ある一冊となっている。
世にも奇妙なマラソン大会
サハラ砂漠でフルマラソンに挑戦!
フルマラソンどころかハーフマラソンも走ったことがないマラソン超初心者の著者が、酔った勢いで、サハラ砂漠で42.195km走る「サハラ・マラソン」に挑戦することになった。
フィクションや小説のような設定だがれっきとした「ノンフィクション」である。
サハラ砂漠でフルマラソンという無謀な挑戦。
著者の運命やいかに?
表題作以外にも、世界を股にかけた様々な話が含まれるノンフィクション作品集となっている。
道をひらく
言わずも知れた、著名な経営者・松下幸之助。
その考え方、発想法、生き方は経営者をはじめとして、あらゆる年代、あらゆる職種のビジネスマンに影響を与えてきた。
この本は、松下幸之助が自分の体験と人生に対する深い洞察をもとに綴った短編随想集である。
「運命を切り開くために」 「日々を新鮮な心で迎えるために」「ともによりよく生きるために」「みずから決断を下すときに」「困難にぶつかったときに」「自信を失ったときに」など人生をよりよく生きるための秘策が、短い文章で語られている。
何かに思い悩んでいるときは、この本をひらけば解決のヒントがきっと見つかるはずである。
時代を超えて生き続ける不変の真理が記されている一冊である。
これを読めば、あなたの人生に何かしらの変化が訪れるはずだ。
9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方
東京ディズニーランドは、毎年数千万人のゲストが訪れる日本一のテーマパークである。
その「顧客満足度」は極めて高く、リーピート率も100%に近い。
「東京ディズニーランドに行くと、スタッフがすごく元気で、親しみのこもった挨拶をしてくれる」
「社員がいつも笑顔で迎えてくれて、とても気持ちがいい」
といった声が多く聞かれる。
社員教育が隅々まで行き通っているディズニーランドなのだが、このパークで働く社員のほとんどがアルバイトである。
どのようにして、アルバイトでさえここまでの意識の高さに押し上げているのか?
ディズニーランドの教育法を学ぶことを通して、部下や後輩のコミュニケーション能力、モチベーション、自主性・主体性を高める方法を学ぶことができる本である。
「チーム全員がリーダーになること」をキーワードに、「人を育てる法則」を知ることができる。
また、自分の能力向上にも役立つヒントが散りばめられている自己啓発本である。
このムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ
世の中にはムダな努力が溢れている。
努力には「時間」も「労力」も「お金」もかかる。決してただではない。
だからどんな努力をするのかの「選別」をする必要がある。
人生を消耗する前に知っておきたい「努力論」を、元マイクロソフト社長で「HONZ」代表の成毛眞が語ったのがこの本である。
「努力は尊いものである」との常識は完全に間違っている。
いくら「努力」しても報われるとは限らない。
だから自分のやりたいこと、好きなこと、得意なことに全ての力を注ぎ、思う存分に本領を発揮する。
それが成功への最短距離なのである。
だから、ムダな努力をしている暇はないのだ。
今している努力は本当に必要なものなのか?
自分の「努力」「エネルギー」「時間」「金」の分配方法を見つめ直すきっかけと成り得る自己啓発本となっている。
僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.
医大生の甲太は受験勉強をして大学に入ったものの平凡な日常に疑問を抱いていた。
そんな彼が、「150万円を寄付すればカンボジアに小学校が建つ」というパンフレットを偶然見かける。
「これだ!」と感じた甲太は、仲間を募り、クラブでのイベントを企画して、何とか150万円の捻出をはかろうとする。
それと同時にカンボジアにも出かけ、売春宿で働く少女たちやエイズの問題、地雷除去やゴミ山で暮らす人たち、などの過酷な現実に触れ、自分たちとのダメさ加減と正対することになる。
けっしてきれいごとだけを書いているわけではない彼らの行動は読む者に勇気と元気を与えるものとなっている。
笑って泣けて考えさせられる本当にあった青春ストーリーとなっている。
終わりに
と言うわけで人生を変えてくれる、おすすめの「ためになる本」をまとめてみた。
先人たちの知識が詰まった「自己啓発本」「ビジネス本」「ためになる本」、事実を元にした話が書かれた「ノンフィクション本」などの種類の本を含んでいる。
そんな、”人生のためになる本”の中でおすすめの面白い本がまとめてある。
新作から長く読み継がれている名作、傑作、ベストセラーのブックまで日本、海外と古今東西ありとあらゆる「人気本」「話題の本・書籍」を含んでいる。
高校生、大学生、社会人、サラリーマン、経営者、主婦、男性、女性と全ての人にオススメできる面白い本ばかりとなっている。
興味がある本があればぜひ手に取って見てください。
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