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経営者・松下幸之助による座右の書『道をひらく』【本感想】

 

言わずも知れた、著名な経営者・松下幸之助。

その考え方、発想法、生き方は経営者をはじめとして、あらゆる年代、あらゆる職種のビジネスマンに影響を与えてきた。

この本は、松下幸之助が自分の体験と人生に対する深い洞察をもとに綴った短編随想集である。

「運命を切り開くために」 「日々を新鮮な心で迎えるために」「ともによりよく生きるために」「みずから決断を下すときに」「困難にぶつかったときに」「自信を失ったときに」など人生をよりよく生きるための秘策が、短い文章で語られている。

何かに思い悩んでいるときは、この本をひらけば解決のヒントがきっと見つかるはずである。

時代を超えて生き続ける不変の真理が記されている一冊である。

 

「道をひらく」のここが面白い

「道」

それぞれの人間には、他の人にはない、その人だけの「道」がある。

自分にしか決して歩めずに、同じ人間であったとしても二度とは、同じ道を歩めない。

坦々としているときもあれば、険しい道のりのときもある。

この道で本当にいいのかと、思い悩むときもある。

しかし、自分の人生には、自分の歩んできた「道」しかない。

自分だけの「道」を休まずに、歩み続ければ必ず新たな「道」が開けてくる。

 

「本領を生かす」

”完全無欠”は誰もが理想とする自分の姿である。

しかし、そんなことはできるのだろうか?

「松の木に桜の花を求めるのはムリ。牛に馬のいななきを求めるのもムリ。松は松、桜は桜。」

ここは完全無欠でなくても良い。

それぞれの適性の中で、本領を発揮することができれば、幸福が生み出される。

お互いに足りない部分があることを理解して、協力していくことこそが繁栄の鍵となるのだ。

 

含蓄のある言葉の数々

『道をひらく』には、今回紹介したような、松下幸之助による短いけど含蓄のある様々な言葉が紹介されている。

「運命を切り開くために」 「日々を新鮮な心で迎えるために」「ともによりよく生きるために」「みずから決断を下すときに」「困難にぶつかったときに」「自信を失ったときに」など人生をよりよく生きるための秘策が、短い文章で語られている。

何かに思い悩んでいるときは、この本をひらけばきっと解決のヒントがきっと見つかるはずである。

松下幸之助の言葉の数々や人生、思想に浸ることができる一冊である。

 

終わりに

というわけで、松下幸之助による本『道をひらく』を紹介した。

事業の成功者であり、それ以上に人生の成功者である松下幸之助であればこそ、その言 葉には千鈞の重みがある。

あらゆる年代、職種の人に役立つ、永遠の座右の書である。

社会人、学生、主婦など全ての人々が絶対に読むべきな、おすすめの自己啓発本となっている。

 

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